元ウェールズ代表ガレス・ベイル氏が率いるコンソーシアムは、カーディフ・シティの買収に動いているようだ。
現役時代にトッテナムやレアル・マドリーで活躍し、5度のチャンピオンズリーグ制覇などを経験したベイル氏。ウェールズ代表としても111試合に出場40ゴールを奪い、黄金世代の中心として同国歴代最多得点記録を誇る“英雄”だが、母国の名門クラブ買収に動き出しているという。
『The Athletic』によると、ベイル氏が率いるコンソーシアムは先月、カーディフの現オーナーであるヴィンセント・タン氏へ意見書を提出。財務状況や買収への意見を送付したという。この提案は却下されたようだが、依然として買収へ強い関心を持っているようだ。
2018-19シーズンまではプレミアリーグで戦っていたカーディフだが、近年は低迷。今季はチャンピオンシップでわずか9勝にとどまり、最下位でリーグ1(イングランド3部相当)への降格が決まっている。そんな母国の名門クラブの復権へ向け、ベイル氏率いるコンソーシアムが動き出していることが伝えられている。
なお同コンソーシアムは、先日複数メディアでプリマス・アーガイルの買収に興味を持っていることが報じられていた。しかし『The Athletic』は、ベイル氏は同クラブの買収には興味がないと伝えた。




