日本代表FW上田綺世は、オランダ王者フェイエノールト移籍が決定的となったようだ。セルクル・ブルッヘのカルロス・アヴィニャTD(テクニカルディレクター)が認めたことが報じられている。
欧州挑戦1年目の昨シーズン、公式戦で23ゴールをマークする大活躍を見せた上田。複数のクラブからの関心が伝えられていたが、ここ数日間でフェイエノールト行きが濃厚に。30日に行われたジュピラー・リーグ開幕節アントワープ戦のメンバーから外れたことで、移籍がさらに現実味を帯びていた。
そして、ベルギー『Het Laatste Nieuws』によれば、セルクルのアヴィニャTDは上田のフェイエノールト行きを認めたという。また、同TDが「記録的な取引になるのは我々だけではない。フェイエノールトも1人の選手を獲得するためにこれほどの金額を支払ったことはないよ。アヤセ・ウエダは我々の下で力を発揮し、キャリアの大事な1年を過ごしたセルクル・ブルッヘにとても感謝している」とコメントしたことも紹介されている。
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なお、報道によればフェイエノールトがセルクルへ支払う移籍金は100万ユーロのボーナス込みで1000万ユーロ(約15億6000万円)。また、次に移籍した場合、その利益の20%がベルギークラブに支払われるという。