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上田綺世のゴールセレブレーションが控えめな理由。得点への飽くなき渇望も「この世で最も美しいこと」

フェイエノールトのFW上田綺世が『Voetbal International』のインタビューに応じ、ゴールを決めるということへの思いを改めて語った。

これまで所属してきた鹿島アントラーズ、セルクル・ブルッヘ、そしてフェイエノールトでストライカーとして活躍してきた上田。各クラブで数多くの得点を挙げてきた上田は得点を挙げることについてこう語る。

「ゴールを決めることは、この世で最も美しいこと。6歳で初めてゴールを決めた時のあの感覚、体の中で何が起こるか、あの熱狂…あれから何年も経った今でも、ゴールを決めるたびに同じ気持ちを覚えています」

一方で、セレブレーションは控えめなことについては「外から見ると幸せそうには見えないかもしれないけど、それは主に得点できたことの安堵感なんです。喜びは確かにある。ただ、それをパフォーマンスにする必要を感じていないだけなんです」と説明した。

今季はここまで公式戦26試合で7ゴールを記録する上田。具体的な数字の目標は設定しないと話した。

「おかしな話に聞こえるかもしれないけど、僕はゴール数にプレッシャーをかけるタイプじゃない。僕が本当に望んでいるのは、フェイエノールトという居心地のいいクラブで、より良い選手として成長し続けること。それに、コンディションさえ維持できれば、ゴールは自然とついてくると思います」

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