20240317_Ueda(C)Getty images

加入後2点目の上田綺世にフェイエノールト指揮官「彼は長い間悩んでいた…」

フェイエノールトのアルネ・スロット監督がFW上田綺世について言及した。クラブ公式チャンネルが伝えている。

フェイエノールトは17日、エールディヴィジ第26節でヘーレンフェーンと対戦。上田は2-2で迎えた75分にエースのサンティアゴ・ヒメネスとの交代でピッチに立つ。すると最終盤の88分、相手のボックス前でのリスタート時のミスを見逃さずにボールを奪取するとそのままボックス内に侵攻。右足で一対一を制して逆転弾を挙げ、3-2と勝利へ導いた。

スロット監督は上田について「彼は長い間悩んでいた」と切り出し、こう続けた。

以下に続く

「まず第一に、ストライカーとしては得点を決めたいし、できれば大事な場面で決めたい。彼は何度もそれに近づいている。アウェーのラツィオ戦では、終了間際にキーパーがボールをつかんだのを今でも覚えている。ゴールを決めたのは彼にとってはとても嬉しいことだ。特に上田には必要なことだと思う」

史上最高額で加入しながらまだ2ゴールにとどまっていることに関して、スロット監督はこう述べる。

「上田はとても内向的だ。彼がチャンスを逃したときや、出場したのにその後に出場したときの態度を見ればわかる。日本人には、クラブの人たちからの信頼に応えたいという気持ちがある。彼は、それがまだ十分に成功していないことにもどかしさを感じている」

「上田は常にハードワークを続けてきた。彼はいつもそうしてきたし、遅かれ早かれ努力は報われる。彼は今日それを手にした。でも、デ・カイプでの初得点については、まだ少し混乱しているようだ。次に彼が出場するときは、ファンが彼を全面的に受け入れてあげよう。実際、彼らはすでにそうしている。サンティアゴと同じように、彼はそれを使うことができる」

広告