アトレティコ・マドリーは、MFトマ・レマルの売却に動いていることが『GOAL』の取材で明らかとなった。
2018年にモナコから7200万ユーロ(約81億円:当時)の移籍金で加入したレマル。しかし、これまで公式戦143試合で9ゴール14アシスト。ディエゴ・シメオネ監督の下で絶対的なレギュラーを獲得したとは言い難く、移籍金に見合った活躍はできていないと厳しい評価を受けている。
そんなレマルの現行契約は残り1年に。『GOAL』の取材では、アトレティコ側は現在の年俸700万ユーロ(約10億円)から減額した新契約を提示したものの、選手側が断ったことが明らかとなった。そしてクラブ側は、移籍金の獲得できる今夏の売却に向けて動いていることもわかっている。
アトレティコは現在、ファイナンシャル・フェア・プレー規定を遵守するために帳簿バランスを見つけることが最優先課題となっている。本拠地ワンダ・メトロポリターノのネーミングライツ売却が迫っているが、こちらは認可が必要に。さらに指揮官の望む右サイドバックと中盤補強を実現させるためにも、選手の放出が必須の状況となっている。
そして、26歳MFが放出候補に入った。アトレティコは獲得した際に支払った7200万ユーロの回収は諦めているが、できる限り売却で資金を獲得したいと考えている模様。また、モナコに対し分割払いの1400万ユーロ(約20億円)分が未だ残っており、最低でも2000万ユーロ(約28億円)以上で売却したい考えのようだ。
だが、『GOAL』スペイン版のルベン・ウリア記者は「レマルはもはや攻撃的MFを探すクラブにとって魅力的な選択肢ではない。さらに年俸700万ユーロは大きな障害となる。プレミアリーグのクラブ以外では難しく、ラ・リーガで苦しんでいる選手に高額の資金を投じるクラブもほとんどないだろう」と売却は難航すると予想した。


