アトレティコ・マドリーMFサウール・ニゲス(30)が、トルコのトラブゾンスポルに移籍することになった。スペイン『マルカ』が報じている。
アトレティコは2017年、自クラブの下部組織出身で、驚異的な活躍を披露していたサウールと2026年までの長期契約を結んだ。年俸は手取りで750万ユーロ(約13億円)と破格の待遇だったが、その後に同選手は徐々に存在感を失っていった。
サウールは2021-22シーズンにチェルシー、そして昨季にはセビージャにレンタル移籍したものの期待には応えられず。アトレティコは今季、出戻ったサウールの年俸額がチーム予算を圧迫していると苦しんでいたようだが、どうやらトラブゾンスポルに放出することが決まったという。
サウールは現地時間21日中にトルコに赴いて、トラブゾンスポルと2029年までとなる契約を結ぶ見込み。またアトレティコは契約をあと1年残す同選手について、契約解消で放出することに合意したとのことだ。
なおサウールは昨季、セビージャの選手としてアトレティコと対戦した際、アトレティコのサポーターから変わらぬ愛情を示されていた。今回の完全移籍は彼にとって、アトレティコとそのサポーターとの“本当の別れ”となるが、SNS上などでは感謝の言葉であふれることになりそうだ。
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