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アトレティコMFサウール、トラブゾンスポル移籍が破談!成立直前に…選手が「個人的な事情」で決断を撤回

アトレティコ・マドリーMFサウール・ニゲスは21日、トラブゾンスポル移籍が破談になったことを明かした。

サウールは現地時間21日中にトルコに赴き、トラブゾンスポルと2029年までとなる契約を結ぶと報じられていた。だが選手本人が、移籍が破談になったことをSNSを通じて報告している。

「個人的な事情で(移籍は)成立しませんでした。(トラブゾンスポルとは)いつの日か再び道が交差することを願っています」

またトラブゾンスポルも声明で、サウールが決断を覆したために移籍が不成立となったことを伝えた。

「私たちはサウール・ニゲスの移籍について交渉を進め、クラブおよび選手と合意に至りました。金銭面についても、両者で満足のいく形で合意していました。トラブゾンへの移動、メディカルチェック、獲得の正式発表もすでに準備が完了していたのです」

「ですが選手は最終的に、家族の都合によって決断を撤回することになったと、私たちに伝えました。これにより、サウールの移籍はストップすることになりました」

アトレティコは2017年、自クラブの下部組織出身で、驚異的な活躍を披露していたサウールと2026年までの長期契約を結んだ。年俸は手取りで750万ユーロ(約13億円)と破格の待遇だったが、その後に同選手は徐々に存在感を失い、現在その年俸額がクラブにとって大きな負担となっている。

アトレティコは今夏、トラブゾンスポルが獲得を狙ったサウールを、契約解消で放出する考えとされていたが……。移籍破談によって、2027年まで結ぶ契約はそのままになったのだろうか。

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