Atletico de Madrid v Athletic Club - La Liga EA SportsGetty Images Sport

アトレティコがJ・アルバレスの今季21点目でビルバオ撃破!敗戦したレアル・マドリー、さらにバルサを抜いてラ・リーガ暫定首位に

3月1日のラ・リーガ第26節、アトレティコ・マドリーは本拠地リヤド・エア・メトロポリターノでのアスレティック・ビルバオ戦を1-0で制した。

ラ・リーガ優勝レースで先頭を狙う3位アトレティコと、アトレティコと勝ち点5差でそのレースに参加することを目指す4位アスレティックの対戦。3日後にチャンピオンズリーグ・ベスト16のレアル・マドリー戦を控えるシメオネ監督は、普段スーパーサブのスルロットを先発させてフリアン・アルバレスをベンに置いた。全スタメンはGKオブラク、DFモリーナ、ル・ノルマン、ラングレ、ガラン、MFジュリアーノ、デ・ポール、バリオス、サムエウ・リーノ、FWグリーズマン、スルロット。

高いインテンシティーを特徴とする両チームの対戦らしく、前半は激しい試合が展開される。アトレティコは右サイドハーフのジュリアーノの突破からチャンスをつくっていったが、ゴールまでは奪えずに最初の45分間を終える。

後半はチャンスに乏しい展開となり、シメオネ監督は60分前後に次々に交代カードを切る。ジュリアーノ、スルロット、リーノ、グリーズマンを下げてマルコス・ジョレンテ、ギャラガー、アンヘル・コレア、そしてJ・アルバレスをピッチに立たせた。すると66分、今回はスーバーサブの役割を請け負った19番が、見事期待に応えている。

66分、右サイドのマルコス・ジョレンテが前線にスルーパスを送ると、J・アルバレスがDFラインを突破してペナルティーエリア内に侵入。アルゼンチン代表FWは、落ち着き払った左足のシュートでGKウナイ・シモンを破っている。J・アルバレスは今季ラ・リーガ10得点目、全公式戦21得点目。マンチェスター・シティ時代の最高成績19得点を上回ってもなお止まらず、得点を量産し続けている。

試合終盤はアスレティックが反撃に出て、何度も決定機を迎える。75分にはセットプレーからベニャ、イニャキ・ウィリアムズのシュートが立て続けにポストを叩き、82分にもI・ウィリアムズの一撃がポストを叩いた。危機が訪れる度、メトロポリターノは「アトレーティ! アトレーティ!」「アトレティ・アレ!」のチャントをスタンド全体で歌い、チームを鼓舞。その応援に背中を押されるアトレティコは、最後まで1点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを迎えている。

連勝のアトレティコを勝ち点を56として、同日にベティスに敗れたレアル・マドリー、翌日にレアル・ソシエダ戦を控えるバルセロナを勝ち点2差で上回り暫定で首位に浮上している。

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