diego simeoneGetty Images

CLダービーに臨むシメオネ「レアル・マドリーとバルセロナは歴史的存在で、私たちは成長中のチームだ。それがいいんだよ」

アトレティコ・マドリーは4日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ、敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、欧州を舞台としたマドリーダービーに対する高揚感を語っている。

「私たちは本当にリスペクトしている素晴らしいライバルと対戦する。彼らも同じように私たちをリスペクトしてくれているだろう。ほかの国のチームとの対戦ならば、こういったことについて話すことはない。CLダービーはマドリーという町、またスペインにとっても、とても素晴らしいことだ」

「私たちにとっては楽しんでプレーすべき試合となる。非常に大切な時期に臨む、リスペクトする相手との試合だが、私たちには準備ができている」

「このようなスケールの試合では、ディテールがふんだんに詰まっているものだ。私たちはマドリーというチームを知っているし、彼らもアトレティコのことを知っている。ディテールが勝負の行方を分けるだろうね」

シメオネ監督はまた、突破の本命がどちらかを問われ、次のように返答している。

「本命を探そうという行為に敬意は払う。が、私には理解できない。彼らは私たちがリスペクトする素晴らしい対戦相手だ。そして私たちは自分たちの強みを理解しており、そこを生かせればと思っている」

その一方で、今季すでに21得点を記録しているなど、期待通り、もしくはそれ以上の活躍を見せているFWフリアン・アルバレスの限界がどこにあるかを問われると、こう返した。

「まだ分からない。彼はまだ若く、成長の余地を残しているね。私たちは彼が成長を続けていくための助けになりたいと思っている」

“スペイン三強の一角”と称されるアトレティコ。しかしシメオネ監督は、レアル・マドリー&バルセロナとは立ち位置が異なることを強調している。

「マドリーとバルセロナは歴史的な存在だ。その一方で私たちは、純然たる成長を続けているチームだ。それがいいんだよ」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0