アトレティコ・マドリーは、アタランタからマッテオ・ルッジェーリの獲得を発表した。
昨シーズン途中まで三つ巴のラ・リーガ優勝争いを演じていたアトレティコ・マドリー。しかし、終盤に失速してバルセロナとレアル・マドリーの牙城を崩すことは叶わなかった。
5シーズンぶりのラ・リーガ優勝を目指す新シーズンに向けてアトレティコ・マドリーは移籍市場を利用してのチームの強化を実施。すでに、バルセロナを退団したクレマン・ラングレ、GKフアン・ムッソの完全移籍に成功したクラブは、先日からルッジェーリの獲得に近づくと報じられていた。
そして1日、アトレティコ・マドリーはアタランタからルッジェーリを獲得したことを発表。両者は2030年夏までの5年契約を結んだ。また、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は1700万ユーロ(約29億円)に上り、最大300万ユーロ(約5億円)のボーナスが付帯している。
アトレティコ・マドリーに新天地を求める22歳のルッジェーリは、イタリアの強豪アタランタの出身。2020年に18歳でファーストチームデビューを果たすと、主に左サイドハーフ、左サイドバックとして2シーズン前のヨーロッパリーグ制覇に貢献した。また、今年3月にはイタリア代表に初招集されていた。
なお、ルッジェーリを獲得したことから、アトレティコ・マドリーがリヴァプールのアンドリュー・ロバートソンへの関心を失ったと伝えられている。




