29日のラ・リーガ第14節、アトレティコ・マドリーは本拠地リヤド・エア・メトロポリターノでのオビエド戦を2-0で制した。
公式戦6連勝、ラ・リーガ5連勝、メトロポリターノではラ・リーガ第1節エルチェ戦(1-1)で引き分けてから公式戦9連勝と、凄まじい勢いを見せるアトレティコ。今回、要塞メトロポリターノに迎えたのは、ラ・リーガ最下位に沈んでいるオビエドだ。
シメオネ監督は、12月2日に行われる第19節分バルセロナ戦を見据えて、ローテーションを敢行。フリアン・アルバレスやジュリアーノ、バリオスをベンチスタートとして、GKオブラク、DFモリーナ、プビル、ラングレ、ハンツコ、ニコ、MFギャラガー、コケ、バエナ、FWグリーズマン、スルロットをスタメンとしている。
前半、アトレティコは後方からボールをつないでいくオビエドに対して、ショートカウンターを中心にチャンスを構築。とりわけハンツコ、ニコ・ゴンサレス、バエナが絡む右サイドの連係は強力で、16分の先制点も3人が絡む形で生まれた。ニコのスルーパスからバエナが左サイドを突破し、右足アウトサイドでペナルティーエリア内左に飛び込んだハンツコにパス。ハンツコは素早く、さらに右へとボールを送り、そこに詰めていたスルロットが右足でネットを揺らしている。
スコアを先に動かしたアトレティコは、26分に再びスルロットがゴール。左サイドのハンツコがクロスを送り、相手DFとのチェイスに勝利したノルウェー代表FWは、浮き上がったボールを左足で枠内に叩き込んでいる。スルロットはこれが今季ラ・リーガ4点目。
2点リードで試合を折り返したアトレティコ。シメオネ監督はハーフタイム、見事なパフォーマンスを見せていたバエナを温存の意味で下げて、ジュリアーノを投入する。迎えた後半はオビエドが攻勢を強めたことで、少し押し込まれる展開が続くことに。シメオネ監督は63分に2〜3枚目の交代カードも切り、グリーズマン、スルロットをバリオス、フリアン・アルバレスと代えている。
その後もアトレティコは、自陣でオビエドの攻撃を受け止め、速攻から3点目を狙う。シメオネ監督は75分にコケとの交代でラスパドーリを投入。一方のオビエドは、先発していたカソルラをこのタイミングで下げて、メトロポリターノの観客はスペインフットボールの生ける伝説をスタンディングオベーションで見送っている。
終盤、アトレティコは攻めの姿勢を見せて、オビエド陣地でボールを保持するがゴールは奪えず。それでもニコ・ゴンサレスをヒメネスに代えて守備を厚くするなどして、2点差を維持したまま試合終了のホイッスルを迎えている。公式戦7連勝、ラ・リーガ6連勝と破竹の勢いを見せるアトレティコは、勝ち点を31としてビジャレアルを暫定で抜き3位に浮上。暫定で首位に立つバルセロナとの勝ち点差は3、翌日にジローナ戦を迎える2位レアル・マドリーとの差は1となっている。
なおシメオネ監督は、このオビエド戦でラ・リーガ通算323勝(529試合)を達成。歴代勝利数ランキングで、レアル・マドリーで長期政権を築いた故ミゲル・ムニョス氏(608試合で達成)と2位タイで並んだ。歴代1位はアトレティコの伝説であり、シメオネ監督のセビージャ時代の恩師である故ルイス・アラゴネス氏で、757試合で344勝を果たしている。




