Angel CorreaGetty Images

ラ・リーガでダントツの補強費を投じたアトレティコ、低調プレーもビルバオに劇的勝利!88分に出場したA・コレアがその3分後に決勝点を決める

31日のラ・リーガ第4節、アトレティコ・マドリーは敵地サン・マメスでのアトレティック・クルブ戦に1-0で勝利した。

ムッソ(レンタル料150万ユーロ)、スルロット(移籍金3200万ユーロ)、ル・ノルマン(3450万ユーロ)、ギャラガー(4200万ユーロ)、そしてフリアン・アルバレス(7500万ユーロ)……合計1億8500万ユーロと今季ラ・リーガでダントツの補強費を投じたアトレティコだが(2位はビジャレアルの6050万ユーロ)、開幕3試合の成績は1勝2分けで、何よりもパフォーマンスの内容に不安が残る状況だ。

サン・マメスのアトレティック戦とはいえ、この日もアトレティコのパフォーマンスは振るわない。GKムッソ(オブラクは胃腸の問題で欠場)、DFマルコス・ジョレンテ、ル・ノルマン、ヒメネス、レイニウド、リーノ、MFギャラガー、コケ、バリオス、グリーズマン、FWフリアン・アルバレスをスタメンで起用したシメオネ監督のチームは、いまだ連係が拙いこともあって、満足に攻撃を仕掛けられない。ハイプレスを駆使するアトレティックと、フットボールというより激しい肉弾戦を演じている。

試合はスコアレスのまま折り返しを迎え、47分にアトレティックがゴールをネットを揺らした。イニャキ・ウィリアムズのクロスからサンセがシュートを決めたものの、これはオフサイドの判定となっている。片やアトレティコは、M・ジョレンテの突破を起点に攻勢を仕掛ける時間帯もあったが、散発的だった……。時間が経つに連れて、アトレティックの勢いの方が明らかに勝るようになった。

シメオネ監督は70分過ぎにリーノ、フリア・アルバレス、ギャラガー、グリーズマンを下げてリケルメ、スルロット、デ・ポール、ジュリアーノ・シメオネを投入するが、効果は薄い。同指揮官は88分にさらなる交代カードを切り、コケとの交代でアンヘル・コレアをピッチに立たせた。

すると91分、A・コレアが指揮官の期待に応えた。アトレティックが圧倒的な攻勢を仕掛ける中、速攻からスルロットの縦パスを受けて最終ラインを突破したアルゼンチン人FWは、GKアギレサバラもかわして無人のゴールにボールを流し込んだ。

アトレティコはパフォーマンスこそ低調なままだったが、途中出場から3分後に決まったA・コレアの一発によって2試合ぶりの勝利を飾っている。

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