アトレティコ・マドリーの主将MFコケが22日のラ・リーガ第6節、敵地バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦(1-1)後に声を上げた。
バジェカスでラージョとのタービーに臨んだアトレティコだが、過密日程によるローテーションや、新加入FWフリアン・アルバレス&FWアレクサンデル・スルロットとの連係が確立されていないためか、低調なパフォーマンスに終始。35分にMFイシの先制点を許したが、50分のMFコナー・ギャラガーのゴールで何とか同点に追いつき、勝ち点1を分け合っている。
アトレティコの今季ラ・リーガの成績は3勝3分けで、同日にビジャレアルに大勝した首位バルセロナに勝ち点差を6に広げられた。これから優勝を争うならば、少し憂慮すべき状況となっている。
そうした中でチームを目覚めさせようと、声を上げたのがコケだ。アトレティコのワン・クラブ・マンは、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで、選手たちの覚悟を引き出すべく、次のように語ったのだった。
「前半の僕たちはひどくて、あらゆるプレーをミスしていた。後半にはまた違うイメージを与えられたけど……僕たちは昨季の経験から学ぶ必要がある。前半に、あんな試合の入り方をしてはいけないんだ。チームは今すぐ変わらないと。こんな風に勝ち点を落とし続けてはいけない。僕たちは後半のダイナミズムを維持するべきだ」
「僕たちは歯を食いしばらなきゃいけない。アトレティコのユニフォームを着ているから勝てるわけじゃない。全員が走らなくてはいけないし、走らない選手がプレーしてはいけないんだ。前半のチームはあるべき姿勢でプレーしていなかった。後半には勝利の可能性も手にしたけど、結局そうはできなかったんだ。僕たちには走る選手たちが必要だ」


