アトレティコ・マドリーは16日、アメリカ代表MFジョニー・カルドーゾの獲得を発表した。
昨シーズンも再びバルセロナとレアル・マドリーの2強の牙城に阻まれたアトレティコ・マドリー。新シーズンでの巻き返しに向け、同クラブは今夏の移籍市場でスカッドを強化するために積極的な動きを見せている。
先日にはティアゴ・アルマダの獲得で合意に達したと伝えられたアトレティコ・マドリーが強い関心を寄せていたのがカルドーゾ。2024年冬からベティスに在籍する23歳のアメリカ代表MFは、昨シーズンに公式戦46試合に出場してカンファレンスリーグ決勝進出などに貢献した。マヌエル・ペジェグリーニ監督の中盤の要として特に守備面で好スタッツを残しており、今夏の移籍市場ではトッテナムなどからの関心も届いていた。
そして16日、アトレティコ・マドリーはカルドーゾを獲得したことを発表。両者は2030年夏までの5年契約を締結した。また、移籍金は2400万ユーロ(約41億円)に上ると伝えられている。
守備的中盤の獲得を目指していたディエゴ・シメオネ監督のトップターゲットの1人とも伝えられたカルドーゾは、アトレティコ・マドリー移籍が決まったことを受けて「このような偉大なクラブに加入できてとても興奮している。シメオネの下でプレーできることは夢であり、学んで成長するためにこのような機会を得られたことは光栄だ。ファンが温かく迎え入れてくれることを願っている。献身性やハードワーク、ピッチ上でこのクラブを代表するという強い気持ちとともに僕はここにやって来た」とコメントした。




