Angel Correa Atletico MadridGetty

「腰抜け」「クソ野郎」「下衆が」アトレティコ、退場のアンヘル・コレアが審判に暴言連発…SNSで謝罪も4〜12試合の出場停止処分が濃厚

9日のラ・リーガ第27節、敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦(1-2)で退場となったアトレティコ・マドリーFWアンヘル・コレアは、審判に対する侮辱で最低4試合の出場停止処分を科されることになりそうだ。
70分にFWアレクサンデル・スルロットのPKで先制したアトレティコ。だが87分、途中出場のA・コレアがDFジェネ・ダコナムに対して足裏でタックルを仕掛けて退場に。数的不利に陥ると、 それから5分間でMFマウロ・アランバリに2点を決められて逆転を許している。

敗戦よりも深刻なのは、A・コレアが退場の際にクアドラ・フェルナンデス主審に言い放った言葉だ。

クアドラ・フェルナンデス主審の報告書によれば、アルゼンチン人FWはピッチから去ろうとする瞬間、同主審に対して「カゴン(腰抜け)」「イホ・デ・ミル・プータス(1000人の売春婦の息子)」「コンチャ・デ・トゥ・マドレ(お前の母親の女性器)」という言葉を連発。「1000人の売春婦の息子」、南米でよく使われる「お前の母親の女性器」は「クソ野郎」や「下衆野郎」などと意訳されるが、スペイン語で最大級の侮辱語となる。

スペインフットボール連盟の規則において、審判に向けた侮辱は4〜12試合の出場停止処分を科される。これによりA・コレアは16日に行われるラ・リーガ第28節、本拠地リヤド・エア・メトロポリターノでのバルセロナ戦、4月2日に同じくホームで行われるコパ・デル・レイ準決勝2ndレグのバルセロナ戦を欠場する見込みとなった。アトレティコにとって、頼れるスーパーサブをバルセロナとの重要な2試合で起用できないことは、大きな痛手となる。

なおA・コレアは、SNSで謝罪を行なっている。

「ギジェルモ・クアドラ・フェルナンデスに自分の退場について謝罪したい。僕は審判に対して絶対的に敬意を払っている。あのリアクションは普段の自分の振る舞いではなかった。デリケートな状況でチームを見捨てるようなことになり、カッとして最悪のリアクションをしてしまった。自分の心からの謝罪を受け入れてほしい」

「同様にチームメート、コーチングスタッフ、僕たちのファンに対して、すべきではなかったアクションについて謝りたい。大きな代償を払うことになってしまった」

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