アトレティック・クルブはアイメリク・ラポルテの獲得を発表した。
フランス出身のラポルテは、2010年にアトレティック・クルブの下部組織に入団し、2012年に18歳でファーストチームデビュー。以降、チームで高いパフォーマンスを見せた同選手は、2018年冬にマンチェスター・シティに加入する。負傷による長期離脱を経験した同選手は、2023年チャンピオンズリーグ優勝など数々のトロフィー獲得に貢献したが、2023年夏にサウジアラビアに新天地を求めた。
アル・ナスルでクリスティアーノ・ロナウドとともに2シーズンにわたってプレーしたラポルテだが、今夏に移籍の可能性が浮上。古巣アトレティック・クルブからの関心が届き、移籍最終日の9月1日までに取引がまとまるかに思われた。
しかし、国際サッカー連盟(FIFA)は当初、スペインの移籍市場が閉幕するまでにすべての書類が揃わなかったためにこの移籍を認めず。それでも11日、同連盟はこの決定を覆し、同選手のアトレティック・クルブ移籍を認めた。
そして同日、アトレティック・クルブはラポルテの7年半ぶりの帰還を発表。両者は2028年夏までの3年契約を締結した。
アトレティック・クルブ復帰が決まったラポルテは、クラブの公式『X』に投稿された動画の中で「僕はここサン・マメス、僕が望んでいた場所にいる。帰って来たよ。昔のチームメイトとともにいられてとてもうれしい。最高のことを成し遂げるために一緒に取り組んでいこう。サン・マメスでみんなを待っているよ。すぐに会おう、君たちの応援に感謝している」と喜びを語った。




