アタランタは26日、36歳の元コロンビア代表MFフアン・クアドラードをフリーで獲得したことを、公式サイトを通じて発表した。
昨シーズンにヨーロッパリーグ優勝&コッパ・イタリア準優勝とカップ戦で好成績を収め、リーグ戦でも4位と躍進したアタランタ。今夏は主力を残しつつ、ニコロ・ザニオーロやマテオ・レテギ、ラザール・サマルジッチらを獲得するなど積極的な補強に乗り出している。
ジャン・ピエロ・ガスペリーニのチームは22日、トリノからラウル・ベッラノーヴァを完全移籍で獲得して右ウィングバックを補強したばかりだが、今度は昨シーズン限りでインテルを退団してフリーとなっていたクアドラードと1年契約を結び、再び同ポジションを補強した。
36歳のクアドラードは、クラブ公式メディアのインタビューに応じると、チャンピオンズリーグに出場するアタランタ加入の喜びを語った。
「アタランタを選んだ理由は、毎年大きく成長している強いチームだからだ。僕は最高峰のレベルでプレーするチャンスを求めていたが、ここではそれが可能だ。ベルガモのファンのみんな、よろしくね。ピッチで会おう」
クアドラードは、2009年夏にウディネーゼに加入してイタリアに上陸すると、2015年にチェルシーで過ごした半年間を挟み、15シーズンにわたってセリエAでプレーしてきた。昨シーズンに所属したインテルのほか、フィオレンティーナやユヴェントスなどで活躍し、スクデット獲得6回、イタリア杯優勝4回、スーペルコッパ・イタリアーナ優勝3回を経験し、輝かしいキャリアを歩んできた。チェルシー時代には、プレミアリーグ優勝も果たしている。なお、『GOAL』イタリア編集部の取材によれば、契約期間は2025年6月末まで、年俸は150万ユーロ(約2.4億円)とみられる。
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