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C・ロナウド欠くマンチェスター・U、ブルーノ2発でリードも…コウチーニョ投入のアストン・ヴィラに追いつかれドロー

現地時間15日、イングランド・プレミアリーグは第22節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地ヴィラ・パークでアストン・ヴィラと対戦した。

5日前にFAカップで対戦した両者。クリスティアーノ・ロナウド、ポグバ、マルシャルが離脱しているユナイテッドは、ラッシュフォードも負傷によりベンチ入りせず。さらにはマクトミネイとショーが出場停止のため、代わりにテレスとマティッチが先発し、ラッシュフォードの代役にはエランガが起用された。

一方のアストン・ヴィラは新加入のディニュがいきなり先発し、もう1人の新戦力コウチーニョはベンチからのスタートとなった。

開始わずか6分、左サイドからのFKで助走を取ったテレスがボールに触り、ブルーノ・フェルナンデスが蹴るのではなく中央にカットイン。そのまま右足でミドルシュートを放つと、ゴール前のカバーニがスルーしたシュートはGKマルティネスの正面に飛ぶが、まさかの後逸でユナイテッドが幸先よく先制する。

先制したユナイテッドはその後も攻撃の手を緩めず、18分にはテレスの左クロスをニアサイドのカバーニが潰されながらも逸らし、ファーサイドでフリーとなっていたグリーンウッドがボレーで押し込む。しかし、これは飛び出してコースを消したGKマルティネスが体を張ってブロックした。

28分にはペナルティーエリア右からのFKをテレスが直接狙うもGKマルティネスがはじき返し、こぼれ球をペナルティーエリア手前で拾ったグリーンウッドが右足に切り替えてシュート。しかし、これはゴール右へと外れる。

次々にシュートで終わるユナイテッドに対し、ヴィラは30分を経過してもシュート0本と攻め手がない状況だったが、32分にショートカウンターから最初のシュートを放つと、35分には右CKをニアサイドのブエンディーアが頭で合わせるもGKデ・ヘアの正面に飛んでしまう。

43分にはキャッシュの右クロスをファーサイドに走り込んでいたディニュがボレーで捉えるが、ここもGKデ・ヘアがしっかりと反応。30分以降は守勢に回ったユナイテッドだったが、1点をリードしたまま試合を折り返した。

後半に入ってもアストン・ヴィラの勢いは止まらず、ジェイコブ・ラムジーがカットインシュートを放つもGKデ・ヘアが素晴らしい反応ではじき出す。

我慢の時間帯が続いていたユナイテッドの反撃は60分、高い位置でボールを奪ったエランガがそのままエリア内に侵入して左足でシュート。しかし、これはゴール左へと外れてしまう。

迎えた67分、相手のパスミスを高い位置で奪ったフレッジがエリア内にラストパスを通すと、走り込んだB・フェルナンデスが豪快にネットを揺らしてユナイテッドが2-0とリードを広げる。

2点ビハインドとなったアストン・ヴィラは、直後にコウチーニョを投入。交代となったサンソンは感情をあらわにして足元のボトルを蹴飛ばしてしまう。

すると77分、ペナルティーエリア手前左でボールを受けたコウチーニョが交代で入ったばかりのチュクウェメカとのワンツーでエリア内に侵入。ここはフレッジが足を出してボールに触るが、これがゴール前のJ・ラムジーへのパスとなり、J・ラムジーがゴール右へと流し込んでアストン・ヴィラが1点差に詰め寄る。

さらに82分、エリア内左に流れてパスを受けたJ・ラムジーがゴール前に折り返すと、GKとDFの間を抜けたパスをフリーのコウチーニョが押し込み、アストン・ヴィラが同点に追いつく。

追いつかれたユナイテッドは89分、B・フェルナンデスとグリーンウッドを下げてファン・デ・ベークとリンガードを投入。アディショナルタイムで互いに勝ち越しゴールを目指すが、決勝ゴールは生まれず、勝ち点1を分け合う結果に終わった。

■試合結果

アストン・ヴィラ 2-2 マン・U

■得点者

アストン・ヴィラ:J・ラムジー(77分)、コウチーニョ(82分)

マンチェスター・U:B・フェルナンデス(6分、67分)

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