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インテルが20歳のMFアスラニを獲得! 復帰したばかりのルカクからも賛辞の逸材

インテルは30日、エンポリから20歳のアルバニア代表MFクリスティアン・アスラニを獲得したことを発表した。

エンポリの下部組織出身のアスラニは、昨年9月22日のカリアリ戦でセリエAデビューを飾ると今年2月以降はレギュラーに定着。セリエA23試合に出場して順調に成長を遂げた。セリエA初ゴールが5月6日にジュゼッペ・メアッツァで行われたインテル戦だったほか、誕生日はインテルの創設日と同じ3月9日とミラノのクラブと縁が深い。

今夏の移籍市場でインテルから熱視線を受けて29日にメディカルチェックを終えると、エンポリが30日にクラブの公式ツイッターを通じて若き逸材のインテル移籍を発表した。「エンポリ・フットボールクラブは、クリスティアン・アスラニの買い取り義務を伴う期限付き移籍でインテルと合意に至ったことを発表する」と綴っている。

続いてインテルも、公式ツイッターでアスラニの加入を発表。1年ぶりの復帰が決まったばかりのベルギー代表FWロメル・ルカクが「彼のメンタルが好きだ。20歳なのにまるで27歳のような話し方をする」と賛辞を贈る動画も添え、アルバニア代表MFを歓迎した。

イタリアメディア『スカイスポーツ』の報道によれば、レンタル料は400万ユーロ(約5.7億円)。買い取り金額は1000万ユーロ(約14億円)+ボーナス200万ユーロ(約2.8億円)とされており、背番号は14番を選択した。

アスラニはクラブ公式メディアのインタビューに応じると、喜びを語っている。

「このユニフォームに袖を通すことができるなんて感無量だ。シーズン開幕が待ち遠しい。インテルのために全力を尽くしていきたい。僕は2歳の時にアルバニアからやって来てイタリアでカルチョを始めたが、ここまでたどり着けるなんて想像もしなかった。エンポリに感謝している。インテル戦でゴールを決めた日はとても幸せだったが、今日はさらに幸せだ」

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