2026年ワールドカップ（W杯）アジア2次予選グループB第3節、日本代表vs北朝鮮代表が21日に開催され、1-0で勝利した。試合後、南野拓実が取材に応じ、次回の北朝鮮戦についての見解を示した。
試合は開始早々の2分に堂安律のアシストから田中碧のゴールで先制。ハーフタイムにかけても試合を支配した中、1点リードのまま試合を折り返すと、迎えた後半はGK鈴木彩艶がファインセーブを見せるなど同点弾を許さず。そのまま1-0で勝ちきり、2次予選3連勝とした。
日本サッカー協会（JFA）は21日、26日に行われる予定だった北朝鮮戦の平壌開催が急遽中止になった発表。試合実施や代替地は未定となり、日本代表は25日に平壌入りする予定だったがキャンセルとなった。
南野は同件について「ちらっと、そういう話は…どうなるの？みたいなことはありました」と事前に聞いていたことを明かしつつ「僕らはできる準備をするだけ。どうなるかわからないので、とりあえずしっかりリカバリーすることに努めたいと思っています」と、動揺はないようだ。
平壌での開催可能性については「平壌でやることが僕らにとって1番難しいシチュエーションになったんじゃないかなと思う」としながらも、多少行きたいという思いもあったという。
「確かにそういう部分はあったかもしれないですけど、僕は試合のためにしか行かないので。いい環境で、できるだけサッカーに集中できればという考え方の方が強いです」
現時点では26日に北朝鮮戦が開催されるかどうかすらも不透明に。この状況は南野にとっても「初めて」だったようで、不安も口にしている。
「そういうことが起こる可能性はなんとなく分かっていたつもりでした。選手たちよりも、スタッフの方が多分バタバタしてると思います。どうなるか見守りつつですね」