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アーセナル、ティアニー弾でチューリッヒに競り勝ち首位通過!73分から出場の冨安健洋は88分に負傷交代…

現地時間3日、UEFAヨーロッパリーグはグループステージ最終節が行われ、グループAでは冨安健洋の所属するアーセナルがホームのエミレーツ・スタジアムにチューリッヒを迎えた。

すでに決勝トーナメント進出を決めているアーセナルだが、引き分け以下に終わった場合、PSVに抜かれて2位に転落する恐れがある最終節。ジャカがサスペンションで出場停止の中、エルネニーにチャンスが与えられ、先発出場の続いていた冨安もベンチからのスタートとなった。

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17分、右サイドをオーバーラップしたホワイトのマイナスの折り返しを、ヴィエイラがボレーで捉えるもDFにブロックされる。するとこのこぼれ球をペナルティーエリア手前のティアニーが左足ボレーでゴール右へと叩き込み、アーセナルが幸先よく先制する。

その後も攻勢を続けるアーセナルは30分、エリア内左に侵入したエンケティアの折り返しをヴィエイラがフリーで押し込むも、これはゴール前にいたジェズスに当たってしまう。

1点リードで後半を迎えたアーセナルは、中2日でチェルシーとのアウェーゲームを控えていることもあり、63分にジェズスとエルネニーを下げてトーマスとサカを投入する。

追いつきたいチューリッヒは68分、左からの折り返しをマルケジャーノのシュートのこぼれ球をゲレーロが押し込んでネットを揺らす。しかし、これはオフサイドによりノーゴールとなった。

引き分けでは2位転落の可能性があるアーセナルにとっては肝を冷やした場面となったが、73分にヴィエイラとホワイトを下げてウーデゴールと冨安を投入。冨安はそのまま右サイドバックに入った。

チューリッヒの反撃に遭いながらも、時間を使いながら逃げ切りを図るアーセナルだが、87分にアクシデントが発生。冨安がハムストリングを痛めてその場に座り込んでしまい、セドリックとの交代を余儀なくされた。

アディショナルタイムは5分と長めに取られたが、最後までチューリッヒにゴールを許さなかったアーセナルが勝利し、首位通過を決めた。カタールW杯を控える日本代表にとっては、冨安の負傷の状態が気になるところだ。

■試合結果

アーセナル 1-0 チューリッヒ

■試合結果

アーセナル:ティアニー(17分)

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