Oleksandr Zinchenko Arsenal 2022-23Getty

「『優勝を目指す』という言葉に今は誰も笑わない。僕らは夢見ているんだ」ジンチェンコがタイトルへ燃える

アーセナルMFオレクサンドル・ジンチェンコが、プレミアリーグの優勝争いについて言及している。

今季プレミアリーグで見事な戦いを続ける首位アーセナル。21日に行われた第21節のマンチェスター・ユナイテッド戦でも、白熱のシーソーゲームを90分のエディ・エンケティアの決勝点で3-2と制した。これで19試合目にして勝ち点50に到達、1試合消化の多い2位マンチェスター・Cとの差「5」を維持している。

ジンチェンコは今季マンチェスター・Cから加入し、左サイドバックながら中盤中央などあらゆる場所に顔を出してチームの中心に。マンチェスター・U戦でもフル出場し、勝利に大きく貢献していた。試合後、ウクライナ代表MFは『Premier League TV』で「信じられないような試合、雰囲気だ。だからプレミアリーグを愛しているんだよ」と興奮気味に語り、優勝争いについて語っている。

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「正直なところ、みんながこれからたくさん試合があることを理解している。一歩ずつ前に進んでいくだけだ。メンタリティやスピリットは正しいと思っている。それが重要だよ。僕らが進むべき道なんだ。改善すべき点は常にあるけど、それでも正しい道を進んでいると思うね」

「(昨夏)加入したばかりの頃、そのクオリティの高さに驚いたんだ。もちろんアーセナルはどんなチームか知っていたけど、それでも驚いたよ。僕らには特別なことを成し遂げるためのすべてがあると悟ったんだ。だからこそ、ロッカールームで『みんな、トップ3や他のことは忘れよう。俺たちは優勝について考えなきゃいけないんだ』って話したんだ」

「何人かは笑っていたよ。でも、今は誰も笑わない。みんな夢見ているんだ。でもさっきも言ったけど、まだ試合はたくさんある。ユナイテッドが帰ってきたことも見ただろうし、シティは常にそこにいる。何が起きるかわからないけど、一歩ずつ進んでいこう」

プレミアリーグの歴史において、アーセナルがシーズン前半戦を消化した時点で勝ち点50に到達したのは初めてのことに。最後の優勝にしてプレミアリーグ史上唯一の無敗優勝を達成したときでさえ、19試合消化時点の勝ち点は45だった。19年ぶりのタイトル獲得へ向け、選手たちは自信を感じているようだ。

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