現地時間24日、イングランド・プレミアリーグは第20節の延期分が行われ、冨安健洋の所属するアーセナルはホームのエミレーツ・スタジアムにウォルヴァーハンプトンを迎えた。
負傷明けベンチ入りを果たしたものの、戦列復帰はお預けとなっている冨安は、この試合ではメンバー外。右サイドバックにはセドリックが起用され、前線はラカゼットの1トップをマルティネッリ、ウーデゴール、サカの2列目がサポートする布陣で臨んだ。
しかし、立ち上がりからゴールに近づいて行ったのはウルブス。まずは6分、右CKのこぼれ球を拾った〇のクロスを、サイスが合わせてネットを揺らす。しかし、これはVARの結果、オフサイドによりノーゴールとなった。
続く10分、高い位置でプレスを掛けたウルブスはガブリエウがGKラムズデールに戻したパスをファン・ヒチャンが奪うと、角度のない位置から無人のゴールに流し込む。アーセナル守備陣のミスを見逃さなかったウルブスが、幸先よく先制する。
早くもビハインドを背負ったアーセナルはボールを保持して反撃を試みるが、ファイナルサードでの精度を欠き、決定機を作ることができない。
ウルブスが1点をリードしたまま迎えた後半、アーセナルの巻き返しが期待されたが、ウルブスがその出鼻を挫く。開始わずか2分、ポデンセのスルーパスに呼応したファン・ヒチャンがエリア内右に流れてGKラムズデールと1対1に。シュートはラムズデールがかろうじて触ってゴール左へと外れた。
プラン通りに試合を進めている印象のウルブスだったが、58分にアクシデント。自陣でボールをキープしたセメードが、右足のハムストリングを抑えて倒れ込み、そのまま負傷交代。代わってジョニーが投入される。
追いつきたいアーセナルは71分にマルティネッリを下げてペペ、76分にはセドリックを下げてエンケティアを投入。すると迎えた82分、エリア内右に流れて浮き球パスを受けたエンケティアがゴール前に折り返すと、トラップと同時に反転したペペがゴール左へと流し込み、アーセナルが試合を振り出しに戻した。
交代した2選手が得点に絡み、采配的中となったアーセナルは88分、ペナルティーエリア手前でボールを受けたウーデゴールのループ気味のシュートが左のクロスバーをかすめて外れる。
6分と長めに取られたアディショナルタイムでもゴールが生まれず、このまま引き分けかと思われた終了間際、エリア内右でクサビのパスを受けたラカゼットがペペとのワンツーで抜け出すと、角度のない位置からシュート。これがDFに当たってコースが変わり、GKジョゼ・サーも防げずゴール左へと吸い込まれ、土壇場でアーセナルが逆転に成功する。
エミレーツ・スタジアムが大歓声に包まれる中試合はそのまま終了し、アーセナルが劇的な逆転勝利で3連勝を飾った。
■試合結果
アーセナル 2-1 ウォルヴァーハンプトン
■試合結果
アーセナル:ペペ(82分)、ラカゼット(90+5分)
ウルブス:ファン・ヒチャン(10分)




