アーセナルは、1月の移籍市場でストライカーの獲得に動いているようだ。
今季もプレミアリーグ20試合で勝ち点40を稼ぎ、首位リヴァプールと7ポイント差と優勝争いを繰り広げるアーセナル。しかし、リーグ戦16試合で5ゴール10アシストと絶対的な存在感を放っていたブカヨ・サカが長期離脱を強いられることに。また、台頭していた17歳MFイーサン・ヌワネリもケガを抱え、さらにFWガブリエウ・ジェズスも左膝の前十字靭帯損傷を負ったことで長期離脱が決定的となっている。
アタッカーにケガ人が相次ぐ中、アーセナルは1月にストライカーの獲得動いているようだ。『CaughtOffside』によると、ユヴェントスFWドゥシャン・ヴラホヴィッチ、マルセイユFWエリー・ワイが候補になっているという。
同メディアによると、アーセナルはヴラホヴィッチに対して2022年1月にユヴェントスへ加入する前から関心を示していた模様。これまで124試合で53ゴールを奪うセルビア代表FWだが、ユヴェントスは1月にフランス代表FWランダル・コロ・ムアニをレンタルで獲得することが濃厚に。こうした状況から、アーセナル側はレンタルでの獲得を検討しているようだ。
一方で『CaughtOffside』は、金銭面の問題などでヴラホヴィッチ獲得が困難な場合、新たなオプションとしてワイに関心を示していると指摘。今季マルセイユに加入したワイだが、リーグ・アン13試合で3ゴールと苦戦しており、直近3試合中2試合でベンチ外となっている。そして、マルセイユ側も1月のレンタル移籍を認める考えのようだ。しかし、その場合には買取義務条項を含めることを希望している模様。また、ウェストハムも獲得を検討しているため、争奪戦になることが予想されている。
直近2試合でシュート49本を放ったものの、1ゴールに終わっているアーセナル。深刻な得点力不足に加えてケガ人が相次ぐ中、1月に補強を成功させられるのだろうか。


