トーマス負傷に獲得狙うカイセドは移籍希望…アーセナル補強はどうなる?アルテタ「必要であれば…」

Mikel Arteta 2022-23Getty

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、MFトーマス・パーティの負傷について言及。さらに1月の補強についてもコメントした。

今季は開幕から絶好調で、クラブ史上初めてプレミアリーグ前半戦で勝ち点50に到達したアーセナル。1試合消化の多い2位マンチェスター・シティに5ポイント差をつけて首位を走っており、19年ぶりのリーグ制覇への期待は高まっている。

そんなアーセナルだが、27日にFAカップ4回戦でマンチェスター・Cと今季初対戦。熱戦が繰り広げられたが、0-1で敗退が決まった。そしてこの試合で先発していたトーマスだが、前半のみの出場で交代に。今季リーグ戦で16試合に先発、チームの重要な存在であるガーナ代表MFの状態には心配の声が上がっている。

そしてアルテタ監督は試合後、「肋骨に少し違和感があって、試合中に悪くなっていった。明日か明後日にはMRI検査を行い、状態を確認する必要がある」と状況について説明している。

なおアーセナルは、今冬の移籍市場で中盤の補強を画策。先日には、ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドに移籍金6000万ポンド(約96億円)のオファーを提出したことが発覚した。これはクラブに拒否されたと伝えられているが、カイセド自身は退団希望をSNSで表明しており、その去就は注目が集まっている。

アルテタ監督はカイセドについて問われると、「何も決まらないうちからコメントするつもりはない」と発言を拒否。その一方で「トーマスの状態次第では補強の必要性が高まるか」と問われ、以下のようにコメントした。

「今はモー(モハメド・エルネニー)のケガもある。サンビ(ロコンガ)はよくやってくれていると思うし、だから選手はいる。だが、トーマスが大きな影響力を持っていることは事実だ。チームにとって重要な選手である」

「前にも言ったが、我々は移籍市場で非常にアクティブに動いている。必要であれば、合理的な時期に実行したいと思っている。願わくば(それが)チームを向上させられる選手であってほしいね」