Alexander Isak ArsenalGetty/GOAL

アーセナルは夏こそFW補強へ?3人の優先ターゲットを現地記者が分析「資金はあるし…」

アーセナルの補強活動について、『The Athletic』のジョーダン・キャンベル記者が分析している。

2003-04シーズン以来のプレミアリーグ制覇を目指し、24試合を終えた時点で首位と6ポイント差の2位につけるアーセナル。しかし、ブカヨ・サカとガブリエウ・ジェズスが長期離脱を強いられており、前線の補強が急務に。様々なターゲットと接触していることが伝えられていたが、移籍市場閉幕までに新戦力と契約することはなかった。

ミケル・アルテタ監督も「ある意味ではがっかりしている」と明かした冬の移籍市場。キャンベル記者は「この移籍市場が成功か、失敗か。シーズンの終わりにしか答えが出ない質問だ」とし、以下のように分析している。

「シーズンの終わりに、アーセナルにビッグタイトルに導くようなストライカーが必要だったかどうかがわかる。現時点では、答えはどちらでもないように見える。市場に参戦しなかったことで“完全な失敗”とみなす人もいるだろうが、1月はクラブにとってショッピングに適した時期ではなく、この時だけのために補強するというのは多くのクラブが陥る間違いである。オリー・ワトキンスを補強すれば素敵なストーリーができたかもしれないが、今年30歳になるストライカーのために夏の予算を使い果たすのは本当に賢明なビジネスと言えるのだろうか?」

そしてキャンベル記者は、今年夏の移籍市場について「資金はある。これがアーセナルが冬に手を出さなかった理由だ」とし、「優先事項は中盤を安定させるNo.6と、エリートレベルのストライカー」と予想している。

「レアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディは、彼らが長年準備を進めてきた選手だ。夏の移籍市場が正式に始まる前に契約したいと考えており、約5000万ポンドで獲得できれば、デクラン・ライスが左のNo.8に定着するだろう」

「そしてトップストライカーの到着は、ゲームチェンジャーとなる可能性が高い。カイ・ハヴァーツはそのポジションに移ってチームを牽引してきたものの、やはりゴールに執着するストライカーとしては居心地が悪そうに見える」

そのうえで、アレクサンデル・イサク(ニューカッスル)とベンヤミン・シェシュコ(ライプツィヒ)が長年追いかけてきたターゲットであり、冬に温存した資金を費やす可能性があることを指摘している。

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