アーセナルの補強について、『The Athletic』のジェームズ・マクニコラス記者が分析している。
プレミアリーグでは23試合を終えて勝ち点47で2位、チャンピオンズリーグではリーグフェーズ3位で決勝トーナメントストレートインを決めたアーセナル。しかし、ブカヨ・サカとガブリエウ・ジェズスが長期離脱を強いられており、アタッカーの選手層に不安が広がっている。
ケガ人が続出する中、アーセナルは1月の移籍市場でも補強に動いていることが伝えられている。直近ではアストン・ヴィラFWオリー・ワトキンス獲得へオファーを提示したことが報じられていたが、マクニコラス記者は「彼らはストライカーを必要としている。ジェズスの長期離脱により、カイ・ハヴァーツへの負担が大きすぎる」と指摘。そのうえで、現実的なターゲットの獲得を勧めている。
「長期的なターゲットがアレクサンデル・イサクやベンヤミン・シェシュコであることはよく知られている。だが、1月の移籍市場では達成不可能だろう。そして彼らが本当にイサクやシェシュコにコミットしているのであれば、短期的な解決策が理にかなっているかもしれない」
「仮にブライトンがエヴァン・ファーガソンをレンタルで放出する気があるのであれば、大きな可能性を秘めた契約になるだろう」
「もちろんファーガソンをレンタルするには、現在期限付きで加入中のラヒーム・スターリングかGKネトの契約を解除するか、完全移籍に切り替える必要がある。やや複雑だが、アーセナル側がネトの完全移籍に合意できるのであれば、ファーガソンのレンタルに賭ける価値があるかもしれない」
1月の移籍市場閉幕まで残り僅かとなったが、アーセナルの動向に注目が集まっている。


