Newcastle United FC v Arsenal FC - Premier LeagueGetty Images Sport

移籍金最大291億円も…アーセナルはイサク獲得に全力を尽くすべき?記者が持論「その段階に達した」

アーセナルの補強戦略について、『The Athletic』の記者が持論を展開した。

プレミアリーグ29試合を終えた段階で、首位リヴァプールに12ポイント差をつけられて2位に位置するアーセナル。またFAカップでもすでに敗退し、チャンピオンズリーグでは準々決勝で王者レアル・マドリーと激突するなど、今季もタイトル獲得が難しい状況に追い込まれている。

そんなアーセナルだが、昨季の時点でストライカー獲得の必要性が叫ばれており、またカイ・ハヴァーツとガブリエウ・ジェズスが長期離脱を強いられたことで、補強が急務となっている。そうした中で『The Athletic』は、「アーセナルはイサク獲得に全力を尽くすべきなのだろうか?」と題し、関心を示しているとされるニューカッスルFWアレクサンデル・イサクの獲得は非常に難しく、最高1億5000万ポンド(約291億円)の移籍金が必要としつつ、各記者の見解を紹介。その中で、ジョーダン・キャンベル記者が以下のように持論を展開した。

「頭では2~3つのポジションで補強が必要と繰り返しているのに、直感はイサクがすべてを凌駕するほどの変革をもたらしてくれると叫んでいる」

「アーセナルは以前、2回の夏の移籍市場を“最後の仕上げ”と位置づけていた。そしてまだストライカー獲得を議論しているということは、未だ見つけられていないということだ。確かに両ウイングでローテーションできる選手に加え、トーマス・パーティとジョルジーニョ(両者の契約は今季まで)の状況を考えると、新たなNo.6も必要だ。これらの問題を完全に無視するのはリスクがある。それでも、イサクはほぼすべてをこなし、確実に多くのゴールを期待できる選手だ」

「それがイサクかどうかは別として、アーセナルは投資を前倒しして、今後数年間のPSRのすべてを1人の選手に費やす必要があるだろう。ケガというリスクはあるが、明らかなメリットは今後5年間もシーズン30ゴールの選手を期待できることだ。ミケル・アルテタは、できるだけ多くの選手がゴールを奪うことを理想としているが、アーリング・ハーランドやモハメド・サラーは例外だということは証明されている」

そして「イサクは彼らの大幅な戦略変更を意味し、チームの他ポジションを脆弱にする可能性もある賭けだ。だが今のアーセナルは、絶対的なオーラを持つストライカーを優先する必要がある段階に達した。イサクはそれに最も近い」と結論付けた。

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