アーセナルは、スウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュの獲得に大きく前進したようだ。
過去3シーズンはプレミアリーグ2位に終わったアーセナル。タイトル奪還を目指す新シーズンに向けて積極補強に動いていることが伝えられており、6日にはスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得を発表している。
そして、以前から待望されていたストライカーの獲得にも迫っているようだ。『The Athletic』によると、現在もスポルティングCPと移籍金を巡って話し合いが続いているものの、合意に向けて交渉が進展している模様。また、ギェケレシュ本人とは5年契約で個人合意が成立しており、選手側もアーセナルへの移籍を優先していると伝えられている。
昨シーズンはスポルティングCPで公式戦52試合54ゴールを奪い、国内ニ冠達成の立役者となったギェケレシュ。ポルトガル『Record』によると、選手とクラブは移籍金6000万ユーロ（約102億円）＋ボーナス1000万ユーロ（約17億円）で退団できるとの“紳士協定”を結んでいたようだが、スポルティングCP側は今夏に要求額を8000万ユーロ（約136億円）まで引き上げたと模様。これにギェケレシュ側は激怒しており、プレシーズンへの合流を拒否していると伝えられている。
その後は移籍交渉に関して具体的な進展がないことも伝えられていたが、アーセナルへの移籍に迫っているようだ。今後の動向に注目が集まっている。
