アーセナルは、イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの獲得に大きく近づいているようだ。
昨季ボローニャでセリエA30試合で2ゴール5アシストを記録し、チャンピオンズリーグ出場権獲得の立役者の1人となったカラフィオーリ。今年6月にはイタリア代表デビューも果たすと、EURO2024でもメンバー入り。出場停止を除く3試合すべてにフル出場し、クロアチア戦(1-1)では劇的同点弾をアシストしていた。
そんな22歳DFだが、昨季のボローニャとEURO2024での大活躍で大きな注目を集めることに。これまでユヴェントス、チェルシー、レヴァークーゼンなどの関心も伝えられていたが、現在争奪戦はアーセナルがリードしているようだ。
移籍専門記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、アーセナル側はカラフィオーリとボローニャに対して「より説得力のあるオファー」を提示した模様。移籍金5000万ユーロ(約87億円)前後でのクラブ間合意に近づいており、最終合意はまだであるものの、選手代理人が両クラブの差額を埋めるために取り組んでいるようだ。「アーセナル移籍にますます傾いている」と伝えられている。
また移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は、アーセナルとカラフィオーリが2029年6月までの条件で合意したと報道。一方でアーセナルとボローニャは移籍金について交渉中だが、2021年の日本代表DF冨安健洋の移籍成立から両クラブの関係は非常に良好だとも伝えられた。今後の動向に注目が集まっている。
