Mikel Arteta Arsenal 2023-24Getty

深刻な決定力不足…アーセナルは1月にFWを補強する?アルテタ「現時点では現実的ではない」

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、1月の移籍市場について言及している。

7日に行われたFAカップ3回戦で、リヴァプールと対戦したアーセナル。本拠地エミレーツ・スタジアムに強豪を迎えた一戦では、前半は主導権を握ってチャンスを作るシーンも多かったが、ゴールを奪えない。すると80分にオウンゴールで失点、終了間際に追加点も許し、0-2で敗退が決まった。

これで直近の公式戦3連敗となったアーセナルだが、この間わずか1ゴールに終わっている(失点は6)。『The Athletic』によると、この3連敗中はすべての試合でゴール期待値で相手を上回ったものの、決定機を活かせないまま白星を逃した。この状況を受け、現地メディアやファンの間では1月の移籍市場でストライカーの補強を求める声が高まっている。

アルテタ監督は試合後、決定機を逃すことがチームの心理的な問題になり始めているか問われると、「おそらくそうだ。今日は特にそうだった。だからこそ、リセットする必要がある。このブレイクは良い時期に来たね」とし、20日のクリスタル・パレス戦まで公式戦がないことをプラスにとらえている。

なお、補強について『BeIN Sports』のインタビューでは「現時点では現実的ではない。私の仕事は選手を成長させ、所属する選手で良い結果を出すこと」と語ったアルテタ監督。試合後の会見で再び問われると、「サポーターのみんなにお願いしたいのは、彼らが困難な時期にもチームを支えてくれていたということ。今いる選手たちのそばを離れないでほしい。彼らは素晴らしい選手たちなんだ。寄り添ってほしいし、まさに選手たちはそれを必要としている。我々が完全にサポートすれば、彼らは再び自分が重要な選手なんだと感じることができる」とし、補強については説明せず、現在所属する選手へのサポートを期待している。

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