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アーセナル、夏のニコ・ウィリアムズ獲得へ代理人と接触か…契約解除金93億円、バルセロナらと争奪戦へ

アーセナルは、夏の移籍市場でスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得を目指すようだ。

アトレティック・クルブの下部組織出身で、18歳でトップチームデビューを飾ったニコ・ウィリアムズ。すでに公式戦160試合出場29ゴール28アシストを記録し、昨年にはコパ・デル・レイ制覇も経験した。さらに、スペイン代表としても24キャップを数え、昨夏のEURO2024優勝の立役者の1人として世界中の称賛を集めていた。

そんな22歳FWだが、昨夏の移籍市場でもアーセナルやチェルシー、バルセロナなど数多くのビッグクラブの関心を集めていたが、アトレティック残留を希望し、今季も同クラブでプレーしている。しかし、夏の移籍市場に向けてアーセナルが再び獲得に動いているようだ。

『ガーディアン』によると、先日アーセナルのSD(スポーツダイレクター)に就任したアンドレア・ベルタ氏は、ニコ・ウィリアムズの代理人と会談した模様。本人も今夏の移籍を進める考えであるようだ。アーセナルは過去数年間にわたって関心を示しており、またアトレティコ・マドリーで長年活躍したベルタ氏の存在が、有利に働く可能性が伝えられている。

一方で、ニコ・ウィリアムズに対してはバルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、チェルシーも獲得を狙っているとも。契約解除金は5800万ユーロ(約93億円)に設定されているようだ。

なお『ガーディアン』は、アーセナルがさらにストライカーの獲得を目指していると指摘。以前から名前の挙がっていたアレクサンデル・イサク(ニューカッスル)ではなく、ヴィクトル・ギェケレシュ(スポルティングCP)の方が「現実的なターゲット」と考えているようだ。さらにもう1人の候補として、ベンヤミン・シェシュコ(RBライプツィヒ)も精力的にスカウトしていると伝えられている。

さらに同メディアは、ベルタ氏の夏の移籍予算は不明であるものの「ミケル・アルテタはチームを刷新しようとしている。そのため、退団者が増える可能性が高い」と分析した。今後の動向に注目が集まっている。

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