Cristhian Mosquera Arsenal 2025Getty Images Sport

「冨安健洋が長期離脱を余儀なくされ…」アーセナル、CB起用可能選手が7人在籍も20歳DF獲得へ動く理由は?

有力メディア『The Athletic』のジェームズ・マクニコラス記者は、アーセナルがセンターバック補強に動く理由を分析している。

3シーズン連続プレミアリーグ2位に終わり、来季こそタイトル奪還を目指すアーセナル。今夏の移籍市場では積極的に動いていることが伝えられており、すでにスペイン代表MFマルティン・スビメンディの加入が間近に迫っており、さらにデンマーク代表MFクリスティアン・ノアゴールも獲得が決定的になったと複数メディアが報じていた。

そんなアーセナルだが、新たなCBの獲得に迫っている模様。『The Athletic』によると、バレンシアDFクリスティアン・モスケラの獲得へ向けて交渉中であるとのこと。今夏の移籍市場で若手CBの獲得を優先事項としており、U-21スペイン代表としても活躍する20歳DFを最優先ターゲットに設定しているようだ。

現在アーセナルには、ウィリアム・サリバとガブリエウのレギュラーCBに加え、ヤクブ・キヴィオルも在籍。さらに、サイドバックとして出場することが多いリッカルド・カラフィオーリ、ベン・ホワイト、ユリエン・ティンバー、冨安健洋もアーセナル加入前はCBを主戦場としてプレーしていた。そうした中で新たなCB獲得に動く理由をマクニコラス記者が分析している。

「アーセナルは長らく新CBの獲得を目指してきた。今年1月の移籍市場を前に、ヴィトール・レイスの獲得も検討している(マンチェスター・シティ移籍)。その後はディーン・ハイセンも狙っていたが、ご存知の通り選手希望のレアル・マドリーへと加入している」

「そうした中で、アーセナルはモスケラに注目している。ガブリエウとサリバというファーストチョイスと競争し、カバーできる選手を求めている。冨安健洋が長期離脱を余儀なくされているため、アーセナルは守備の中核が、特にモスケラが主戦場とする右CBの選手層が薄れている」

「そしてこの移籍は、成長の可能性が非常に高い選手を狙っているということも注目だ。アーセナルはガブリエウと新契約を結び、サリバとも契約更新を目指しているが、長期的な視点に基づく補強になるだろう。クラブ側は、ミケル・アルテタの下でモスケラがレギュラークラスのCBへと成長することを期待している」

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