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アーセナル、逆転でノースロンドンダービーを制し2位をキープ!トッテナムは5試合勝利なし

現地時間15日、イングランド・プレミアリーグは第21節が行われ、冨安健洋の所属するアーセナルはホームのエミレーツ・スタジアムにトッテナムを迎えた。

勝点40と24…大きく差が開いた状態で迎えた今季2度目のノースロンドンダービー。サカ、ジェズス、ホワイト、ヌワネリ、冨安らを負傷者で欠くアーセナルは、ハヴァーツ、トロサール、スターリングの前線に、ウーデゴール、ライス、トーマスが久々に中盤を組んだ。

一方、リーグでは4試合勝利がないものの、カラバオカップでリヴァプールを撃破しているトッテナムはそのメンバーをベースに、負傷したベンタンクールに変わってサールを起用。前線はソランケ、クルゼフスキ、ソン・フンミンが並んだ。

立ち上がりからセットプレーを中心にアーセナルがトッテナムゴールへと迫る中、守勢の時間を耐え抜いたトッテナムが徐々に反撃。21分、カウンターから左サイドのスペンスが右足アウトサイドで入れたクロスにソランケが飛び込む。しかし、これはサリバがギリギリのところでクリアし、右CKをニアサイドのクルゼフスキが押し込むも、GKラヤがブロックした。

試合が動いたのは25分、右CKのこぼれ球をペナルティーエリア手前のソン・フンミンが右足ボレーで捉えると、トーマスに当たってコースの変わったシュートがゴール右へと吸い込まれ、トッテナムが先制する。

ボールを保持して攻勢を続けながらも先制を許したアーセナルは40分、ライスの左CKをファーポストのガブリエウが頭で合わせると、ゴール前のソランケに当たってゴールに決まり、アーセナルが同点に追いつく。

さらに44分、高い位置でトーマスがビスマからボールを奪い、ウーデゴールが左に展開。スペースでボールを受けたトロサールがエリア内左から左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右へと突き刺さり、アーセナルが逆転に成功した。

後半、1点を追うトッテナムはビスマとサールを下げてマディソンとブレナン・ジョンソンを投入。アーセナルも61分にスターリングに代えてマルティネッリを投入する。

追いつきたいトッテナムだが、なかなかアーセナルのゴール前に侵入することができず、ソン・フンミンやソランケにいい形でボールが入らない。77分にトロサールを下げてティアニーを投入したアーセナルに対し、トッテナムは78分にソン・フンミンに代えてリシャルリソンを投入し勝負に出る。

アーセナルは87分にライスとルイス=スケリーを下げ、メリーノとジンチェンコを投入し逃げ切りを図る。集中した守備でアディショナルタイムの5分間でもトッテナムに同点弾を許さなかったアーセナルが、逆転でノースロンドンダービーを制し2位の座をキープ。トッテナムはこれでリーグ戦5試合勝利なしとなった。

■試合結果

アーセナル 2-1 トッテナム

■得点者

アーセナル:OG(40分)、トロサール(44分)

トッテナム:ソン・フンミン(25分)

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