Arteta Pulis Arsenal StokeGetty/GOAL

CKで得点量産!アーセナルが“New ストーク”に?ベルバトフ「普通はファールになるが…」

マンチェスター・ユナイテッドのOBであるディミタール・ベルバトフ氏は、アーセナルについて語っている。

2019年12月にアルテタ監督が就任して以降、当初はプレミアリーグで苦戦が続いたものの、過去2シーズンは激しい優勝争いを演じるまでに成長したアーセナル。今季も開幕14試合で勝ち点28を獲得、前節はマンチェスター・ユナイテッドを下す(2-0)など、ここまで3位と好調を維持している。

そしてこのマンチェスター・U戦で、アーセナルはCKから2ゴールを奪っている。昨季開幕以来、CKのゴール数はプレミアリーグ最多の「22」に。また2021年7月にセットプレーコーチのニコラ・ジョバー氏が就任して以降、CKから「21回」もの先制点を決めるなど、セットプレーで抜群の強さを誇っている。

そんなアーセナルに対し、プレミアリーグで長年プレーしたベルバトフ氏はあるチームの姿を重ねている。『Amazon Prime』で以下のように語った。

「プレミアリーグは、GKの周りにたくさんの選手が入ってきて、押し合いへし合い、カオスを引き起こす世界で唯一のリーグだ。通常はファールになるが、ここ(イングランド)ではそうならない」

「だから強くならなければならないんだ。(マンチェスター・Uのルベン・アモリム監督は)おそらくタッチラインで『うちのGKは一体どうなってるんだ?』と思っていただろう。そこは改善しなければいけないね」

「我々が冗談で言っていたが、アーセナルは“New ストーク”だよ。セットプレーで勝利をつかめる。今日もそうだったね」

なお、現在チャンピオンシップ(イングランド2部相当)に所属するストーク・シティだが、2006年~2013年に指揮を執ったトニー・ピューリス元監督の下で大胆なセットプレー戦術がプレミアリーグで猛威をふるった。そして2010年には、当時のアーセナルを指揮していたアーセン・ヴェンゲル氏が「もはやフットボールとは呼べない。GKに対する戦術はフットボールというより、ラグビーに近いね」と語っている。

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