アーセナルMFデクラン・ライスは、新加入FWノニ・マドゥエケについて語っている。
2020年に17歳でPSVのトップチームデビューを飾ると、2023年1月にチェルシーへと加入したマドゥエケ。これまで公式戦92試合に出場20ゴール9アシストを記録し、2024-25シーズンはカンファレンスリーグ優勝にも貢献すると、昨年9月にイングランド代表デビューも果たしている。
そんな23歳FWだが、今夏に総額5200万ポンド（約103億円）とされる移籍金でアーセナル移籍が決定。しかし契約締結前には、SNSで5000人以上のファンが加入に反対する署名活動を行うなど物議を醸していた。
シンガポールでのプレシーズンツアーに参加中のライスは、イングランド代表のチームメイト加入に言及。「彼の契約については、明らかに多すぎる議論が交わされていると思うよ」としつつ、以下のように続けている。
「正直に言うけど、（署名活動は）気に入らなかった。でも、彼がどれほどの情熱を持っているかは知っているよ。話したこともあるし、今シーズンの彼のプレーをみんなにも見てもらえるだろうね。選手として、そして彼とプレーしたことある身として、僕らは彼のクオリティをわかっているんだ」
「彼は意欲に満ち溢れていて、実績も積んできた。自分の実力を証明し、みんなに見せつけたいとも思っている。きっとみんなもそれを実感するはずだ。彼は常に飢えているからね」
「彼の契約の時、10～11人くらいの仲間も一緒にいたよね。あれは素晴らしいことだ。ハングリー精神にあふれていて、アーセナルを望んでくれた。まさに僕らが求めるタイプだよ。本当にポジティブだね。多くの人に衝撃を与えてくれるだろうし、来るのが待ちきれないよ」