thomas liverpool(C)Getty Images

直近4試合で3人退場に…アルテタ「そんなことは許されない。根絶しないと」

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、直近の試合での退場者の多さに言及している。

20日に行われたリーグカップ準決勝セカンドレグで、リヴァプールと対戦したアーセナル。ディオゴ・ジョタに2ゴールを決められると、試合終了間際にトーマス・パルティが2枚目のイエローカードで退場に。そのまま0-2で敗れ、敗退が決まっている。

以下に続く

試合後、アルテタ監督は公式HPで「決勝まであと1試合になればワクワクもするし、本当に楽しみにしていた。それだけに残念だ。できる限りのことをしたし、見せ場もあったと思う。たしかにチャンスはあったが、前半はバーに阻まれた。後半も最初は同じ感じだったね。でも、それが勝負の分かれ目だ。相手は1本のパスで試合を終わらせるだけのクオリティがある」と、敗退を悔やんでいる。

アーセナルは直近の公式戦4試合で、1分け3敗と勝利なし。さらにその間3試合で退場者を出すなど、深刻な問題となっている。アルテタ監督は、以下のように語った。

「大きな損失であり、そこから学ばなければならない。ここ3試合を10人で戦っているが、トップチームを相手にそんなことは許されない。完全に危険にさらされてしまうからね。ただでさえ勝つのは難しいのに、10人になってしまえばさらに厳しくなる」

「そしてそれは、我々が必要としていないものだ。多くの選手を欠いているこの状況で、次の試合に起用できなくもなってしまう」

「(退場は)様々な問題で起きてしまった。だが、それを根絶しなければならないね。競争力を高め、試合に勝ち、良いゲームを続けていきたいんだ。それには11人で戦わなければならない」

「ここ数試合で頻発しているし、心配している。今夜の試合も(元日の)マンチェスター・シティ戦も、それが敗れた大きな理由の1つだからだ。だから根絶やしにしなければ。11人でコンスタントにプレーする必要があるし、ここから大きな教訓を学ばないといけないんだ。今回はどんな言い訳も許されない」

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