arsenal 20220410(C)Getty Images

負傷者続出アーセナル、ブライトンに屈し痛すぎる連敗に…終盤ウーデゴール弾も及ばず。VAR得点取り消しが響く

プレミアリーグは9日に各地で第32節が行われた。

熾烈なトップ4争い真っ只中のアーセナル。前節の完敗を取り戻したい状況だが、長期離脱が予想されるティアニーとトーマスはベンチ外に。また冨安健洋もこの試合には間に合わず、左サイドバックはジャカが務めることとなった。苦しいやりくりが続く中、7試合勝利のない(1分け6敗)ブライトンをホームに迎えている。

序盤はブライトンのプレッシャーとボール保持に手を焼き、思うように攻守の形を作れないアーセナル。24分にはようやくマルティネッリがボックス内で仕掛けてチャンスを作ったが、サカは味方と被ってしまい良い状態でシュートを打てず。26分にはFKからサカのクロスにガブリエウが合わせたが、ヘッドはサイドネットへと外れた。

すると28分、ブライトンが先制する。右サイドのスペースにボールを送ると、抜け出したムウェプがマイナスへクロス。トロサールがフリーでネットを揺らしている。

失点したアーセナルは、36分のスミス=ロウの決定機はDFのブロックに阻まれるなど劣勢を跳ね返せない。前半アディショナルタイム、サカのCKから最後はマルティネッリが詰めたものの、長いVARレビューの結果、オフサイドとなった。前半をビハインドで折り返す。

アーセナルは後半、攻撃時にジャカを中央に移してシステムを変更。状況の打開を図ると、勢いを取り戻してボックス内へ侵入する場面を増やしていく。61分にはスミス=ロウに代えてエンケティアを投入し、さらなる攻撃の手を増やした。

しかし、次のゴールもブライトンだった。66分、左サイドを連携で崩してカイセドが折り返すと、マイナスから飛び込んだムウェプがダイレクトで豪快なシュートを突き刺した。押され気味だったアウェイチームがリードを広げる。

苦しくなったアーセナルは74分、マルティネッリに代えてペペを投入。ゴールを目指すが、83分に決定機もGKに阻まれるなど、1点が遠い。それでも89分、ウーデゴールが遠い位置から放ったシュートが相手に当たってゴールイン。1点差に詰め寄り、大歓声を浴びて猛攻を仕掛けたが、時すでに遅し。試合はこのまま終了。アーセナルはブライトンにホームで1-2と敗れた。

この結果、アーセナルは前節のクリスタル・パレス戦(0-3)に続き手痛い連敗に。勝ち点54のまま、足踏みが続いている。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0