プレミアリーグを年内首位で終えたアーセナルについて、OBが期待を込めた。
30日に行われたプレミアリーグ第19節で、アストン・ヴィラと対戦したアーセナル。前節終了時点で3ポイント差の3位につけており、前回対戦では敗れた難敵との大一番となったが、後半開始7分間で2ゴールを挙げてリードを奪うと、さらに2度ネットを揺らすことに成功。終盤に失点したものの、4-1で快勝を収めた。
大一番を制したアーセナルは、これで勝ち点を45まで伸ばすことに成功。2位マンチェスター・シティに暫定で5ポイント差をつけ、年内を首位で終えることに成功した。しかし、アーセナルが年間首位で終えた過去6シーズンのうち、最終的に優勝を達成したのは2001-02シーズンの一回のみ。直近で年内首位で終えた2023-04シーズンは、マンチェスター・Cに5ポイント差をつけて折り返したものの、最終的には5ポイント差の2位に終わっている。
それでも、アーセナルで2度のリーグ制覇を経験したOBは期待を込めた。ポール・マーソン氏は『スカイスポーツ』で、以下のように語っている。
「後半30分間は素晴らしかった。アストン・ヴィラを圧倒し、最終的には平凡なチームのように見せてしまった。彼らにとって、これは本当に大きな結果だと思うよ。ウルブズやブライトンには苦戦していたが、国内で、いやヨーロッパで最も好調なチームを相手に圧倒したんだ」
「これまでのアウェイゲームので結果やヴィラ戦の結果を考えると、止められるチームがいるとは思えない。マンチェスター・C以外のアウェイゲームは終えているし、今の戦いぶりを止められるとは思えないよ。プレミアリーグを楽々と優勝できるかもしれないね」
「まさに宣言のような結果だった。マンチェスター・Cも見守っていただろう。アーセナルを見て『すごいな…』と思ったはずだね」
2003-04シーズンの無敗優勝以来のプレミアリーグ制覇を目指すアーセナル。今度こそタイトルを手にできるのだろうか。
