Aaron Ramsdale Mikel Arteta Arsenal 2022-23Getty

アーセナル、ニューカッスル撃破の“秘策”とは? 守護神「All or Nothingを見せられて…」

アーセナルGKアーロン・ラムズデールは、ニューカッスル撃破に導いた試合前の“秘策”を明かしている。

プレミアリーグ第35節で、ニューカッスルと対戦したアーセナル。セント・ジェームズ・パークの強烈な後押しを受ける相手に対して苦戦を強いられたが、14分にマルティン・ウーデゴールが鋭いミドルシュートを突き刺して先制する。その後も猛攻を浴びる中、GKラムズデールのスーパーセーブなどで凌ぐと、71分にオウンゴールで追加点。そのまま逃げ切り、2-0で勝利をつかんでいる。

そんなアーセナルだが、昨シーズンの第37節でセント・ジェームズ・パークに乗り込んだ際には、終始圧倒されて0-2と完敗。この敗戦で4位から転落し、最終的にチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃していた。その試合後のロッカールームの様子の一部は、『Amazon Prime Video』のドキュメンタリー「All or Nothing」でも配信されている。

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そして優勝争い真っ只中の約1年後、セント・ジェームズ・パークでの大一番を前にミケル・アルテタ監督は“秘策”を打ったようだ。ラムズデールは『スカイスポーツ』のインタビューで、ドキュメンタリーの映像を見せられたことを明かしている。

「特に昨季のことを考えると、この場所でパフォーマンスを発揮できたことは誇りだし、少し安堵感もあるね。ファン、そして自らに向けて自分たちの存在をアピールしたかったんだ」

「昨季の試合のことは、ホテルを出る直前のミーティングまで話題に上がらなかったよ。でも、その時に監督がドキュメンタリーの映像を見せて、スタッフを含めた全員の顔を映し、どれだけ傷ついたかを見せてくれたんだ」

「ホテルを出た瞬間から『今日はこのままじゃいけない』という思いが燃えていたよ。それがモチベーションを高めてくれたのかもね。本当に助けになったよ」

アルテタの“秘策”もあり、ラムズデールは5本の枠内シュートすべてをストップ。2-0の勝利に大きく貢献した。3位を撃破したアーセナルは、勝ち点を81まで伸ばすことに成功。1試合未消化の首位マンチェスター・シティとの差は「1」となっている。

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