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アーセナル、ライスの決勝弾でニューカッスルとの上位対決を制す!今季3戦3敗の苦手な相手を攻略

現地時間18日、イングランド・プレミアリーグは第37節が行われ、冨安健洋の所属するアーセナルはホームのエミレーツ・スタジアムにニューカッスルを迎えた。

勝点68で2位のアーセナルと、同66で3位のニューカッスルによる上位対決。ニューカッスルが勝てば順位が逆転する重要な一戦であり、ホーム最終戦となるアーセナルにとっても負けられない一戦だが、今季はニューカッスルと公式戦3試合を戦って3敗と苦手にしている。

その相性通り、ボールを保持するアーセナルに対してニューカッスルが効率よくカウンターを仕掛けていく。6分、ラヤのキックミスをトナーリが奪い、ゴール前で受けたカラム・ウィルソンとスイッチしたブルーノ・ギマランエスのシュートはラヤがストップしピンチをしのいだ。

さらに11分、自陣左サイドからゴードンとパスを繋いでいったリブラメントがエリア内左でゴードンとスイッチして右足で狙うも、GKラヤがしっかりとキャッチした。

アーセナルのチャンスは14分、サカの左CKをニアサイドのトーマスが頭で合わせるが、これはGKポープが驚異的な反応ではじき出した。

上位対決らしい一進一退の攻防が続く中、17分には左CKをバーンが合わせるもGKラヤがはじき、こぼれ球をボットマンが押し込むも、倒れていたラヤが再び防いで見せた。

両守護神の好守もあり互いに無得点のまま迎えた後半、アーセナルはサリバに代えてカラフィオーリを投入。すると後半頭からアーセナルが100%近いボール保持率で試合のペースを握り、55分にはペナルティーエリア右からのウーデゴールの折り返しを、ゴール前のライスがダイレクトでゴール左へと流し込んでアーセナルが均衡を破った。

先制を許したニューカッスルは、クラフト、オスラ、マイリを投入。さらに76分にはバーンズに代えてウィロックを投入し、反撃の狼煙を上げる。

一方のアーセナルも76分にサカに代えて負傷明けのハヴァーツを投入。終盤はニューカッスルが押し込む時間帯が続くものの、アーセナルも集中した守備でこれを跳ね返していく。アディショナルタイムの5分間を含め、最後までGKラヤからゴールを奪うことができなかったニューカッスルが、今季公式戦で初めてアーセナルに敗れた。勝利したアーセナルは、来季のCL出場権を獲得している。

■試合結果

アーセナル 1-0 ニューカッスル

■得点者

アーセナル:ライス(55分)

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