アーセナルは14日、岩渕真奈の退団を発表した。
2021年夏にアストン・ヴィラからアーセナルに加入した岩渕。加入1年目は定期的に出番を得て、公式戦4ゴールを挙げる活躍を残していた。しかし今シーズン、同選手は序盤からベンチを温める時間が増え、国内リーグのシーズン前半戦でわずかに3試合しか出番を得られず、今冬にトッテナムに期限付きで加入していた。
トッテナムに加入してから公式戦13試合に出場して1ゴールを記録した岩渕だが、期限付き移籍期間が終わったことで今夏にアーセナルに帰還。しかし、シーズン終了後に満了を迎える現行契約は更新されることなく、退団することが決まった。
アーセナルは14日に「マナ・イワブチは私たちとの契約が満了に伴いアーセナルから退団する。クラブの全員がここアーセナルでの貢献に対してマナに感謝し、次のチャプターでの成功を祈っている」と伝えた。
今シーズン、所属クラブで難しい時間の続いた岩渕は、7月にオーストラリアとニュージーランドの共催で行われる2023年女子ワールドカップの日本女子代表のメンバーからも外れていた。


