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アーセナル、ホームでルートンに2発完勝!冨安健洋は75分から出場、フル出場の橋岡大樹はOG献上…

現地時間3日、イングランド・プレミアリーグは第31節が行われ、冨安健洋の所属するアーセナルはホームのエミレーツ・スタジアムに橋岡大樹の所属するルートン・タウンを迎えた。

マンチェスター・シティとの大一番をスコアレスドローで終えたばかりのアーセナルは、ジンチェンコ、スミス・ロウ、トーマス、ネルソン、トロサールを先発起用。冨安はシティ戦に続きベンチからのスタートとなった。

最終ラインの一角として橋岡が先発したルートンに対し、アーセナルは立ち上がりからボールを保持して優位に試合を進める。橋岡は右サイドでスタートしたものの、スミス・ロウのマンマークで前線まで追いかけるなど、特殊なミッションを課せられているようだった。

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試合が動いたのは24分、スミス・ロウが高い位置でボールを奪い、ウーデゴールのパスをエリア内で受けたハヴァーツがDFを引き付けてからエリア内左にラストパス。走り込んだウーデゴールが橋岡のブロックをものともせずダイレクトでゴール左へと流し込み、攻勢のアーセナルが先制に成功する。

高い位置からプレスに行こうとするルートンだが、アーセナルもGKラヤを使ったビルドアップでルートンのプレスを剥がしていく。

34分、厳しいタックルを受けた橋岡が足首を痛め、プレーは続いたものの橋岡は起き上がれず、しばらくして治療のため試合が中断。一旦ピッチの外に出され、同じタイミングで足を痛めたメンギもピッチの外に出されたため、ルートンは一時的に9人での戦いを余儀なくされたが、大事には至らなかったようで2人ともすぐにプレーに復帰を果たした。

1失点で折り返したかったルートンだが、44分に追加点を喫してしまう。エリア内左に侵入したスミス・ロウの折り返しを、ゴール前に走り込んだネルソンが押し込む。マークに付いていた橋岡も懸命に体を寄せたが防ぎきれず、記録は橋岡のオウンゴールとなってしまった。

アーセナルが2点をリードして迎えた後半、反撃に出たいルートンはボール保持の時間を増やし、53分にはタヒス・チョンを投入。アーセナルに圧力をかけるか、アーセナルも集中した守備で決定機を許さない。

アーセナルは66分、ハヴァーツとトーマスを下げてエンケティアとライスを投入。さらに75分にはネルソンとジンチェンコを下げて冨安とマルティネッリが投入される。80分には、ペナルティーエリア手前でボールを受けた冨安が右足で巻いたシュートを放つが、これはゴール右へとわずかに外れた。

試合を決める3点目こそ奪えなかったアーセナルだが、守備では最後までルートンにゴールを許さず。87分には左クロスが流れたところに橋岡が詰めていてシュートを放つも、これはブロック。ホームで完封勝ちを収めたアーセナルが勝ち点3を積み上げた。

■試合結果

アーセナル 2-0 ルートン

■得点者

アーセナル:ウーデゴール(24分)、OG(44分)

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