アーセナルは、ケパ・アリサバラガの獲得を発表した。
3シーズン連続でプレミアリーグ2位で終わったアーセナルは昨シーズン、ダビド・ラヤを正守護神に据え、2番手には退団したアーロン・ラムズデールに代わってボーンマスからネトを期限付きで獲得。しかし、ネトは完全移籍に移行せず、シーズン終了後に保有元に帰還していた。
これを受け、アーセナルは今夏の移籍市場でラヤと正守護神を争えるGKの獲得に動く。中でも、チェルシーのケパに強い関心を寄せていることがわかっていた。
そして1日、アーセナルはチェルシーからケパの獲得を発表。両者は2028年までの3年契約を締結したようだ。また、新天地で13番のユニフォームを着用することも決まった同選手の移籍金は500万ポンド(約10億円)に上るとイギリス『BBC』などが報じている。
アーセナルに新天地を求めることの決まったケパは「ここにいられて本当に、本当に幸せで、今後のことを本当に楽しみにしている。このクラブにある野心やミケル(アルテタ監督)らと話しているときに示したどれだけ勝ちたいかという熱意…、僕たちは優勝にとても近いと思うし、みんなでそれを成し遂げられると願っている」とコメントした。
また、アルテタ監督は「ケパが加入してくれて本当にうれしい。彼は我々が良く知り、何度も対戦した選手だ。彼はチームメイトにとっての利益になる豊富な経験をもたらし、それに勝利にとても飢えている。彼は一生懸命取り組み、我々のレベルを上げるだろう。彼が完璧にはまるとわかっている。我々とともにある彼の将来を本当に楽しみにしている」と期待を寄せた。
アトレティック・クルブで活躍したケパは、2018年夏にGK史上最高額でチェルシーに加入。しかし、その高額な移籍金に見合うだけのパフォーマンスを見せることができず、直近の2シーズンでレアル・マドリー、ボーンマスに期限付き移籍。昨シーズンのボーンマスでは、公式戦35試合に出場してトップハーフフィニッシュに貢献していた。




