arteta rice(C)Getty images

さらに2人負傷も、ケガ人大量発生が団結を高める?首位アーセナル指揮官「問題だらけだが…」

アーセナルのミケル・アルテタ監督は、チームのケガ人について語っている。

27日に行われたプレミアリーグ第18節で、ブライトンと対戦したアーセナル。14分にマルティン・ウーデゴールのゴールで先制、後半序盤にオウンゴールで追加点を奪うと、その後1点を返されたがそのまま2-1で勝利。勝ち点を42まで伸ばし、首位の座をキープした。

しかしこの試合では、今季公式戦24試合に出場してチームを支えるユリエン・ティンバーがメンバー外になると、ウォーミングアップ中にリッカルド・カラフィオーリもケガを抱えて出場できず。右サイドバックはデクラン・ライスが務めることになっていた。

ガブリエウ・ジェズスやガブリエウなど長期離脱組が徐々に復帰し始めた一方で、依然としてカイ・ハヴァーツやベン・ホワイト、クリスティアン・モスケラなど複数選手の離脱が続くアーセナル。今季は開幕直後から度重なる負傷者に悩まされているが、アルテタ監督は以下のように語っている。

「我々は多くの問題を抱えている。昨日ユリエンを失ったため、デクランがサイドバックでプレーしなければならなかった。だが、彼(ライス)のプレーを見れば、彼のメンタリティがわかると思う。我々の選手たちが何を望んでいるかもね」

「(カラフィオーリは)昨日感じていたことであり、とても厄介なことが起きていた。今日のウォーミングアップでも落ち着かなかったみたいだ」

「状況が良くなることを願っているよ。良いニュースもあったからね。例えば、ガブリエウが予想より早く戻ってきたのは素晴らしいことだ。スタッフは良い仕事をしてくれた。彼も自分を鼓舞している。まさに我々が必要としていることだね。1人を失ったが、1人が戻ってきてくれた」

「(ケガの問題がチームを1つにしている?)そうだね。リッキーにも問題があって、本当に奇妙な状況ではあった。だがデクランと話し、右サイドバックでプレーすることを伝えると『わかった。挑戦する覚悟はある。ベストを尽くすよ』と言ってくれた。その姿勢は素晴らしいね」

アーセナルは年内最終戦となる30日の第19節で、3ポイント差で3位につけるアストン・ヴィラと対戦する。

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