アーセナルMFカイ・ハヴァーツのパートナーに対する誹謗中傷について、現地警察が捜査を始めたようだ。
今季も公式戦28試合で12ゴール3アシストとアーセナルの攻撃陣を牽引、15日に行われたプレミアリーグ第21節のトッテナム戦(2-1)でもフル出場で勝利に貢献したハヴァーツ。しかし、7日のリーグカップ準決勝ニューカッスル戦(0-2)、12日のFAカップ3回戦マンチェスター・ユナイテッド戦(1-1、PK戦3-5)では再三迎えた決定機を活かすことができず、現地で厳しい批判に晒されていた。
するとマンチェスター・U戦後、第一子を妊娠中であるハヴァーツのパートナー、ソフィア夫人に対しても誹謗中傷が殺到。『Instagram』上で「流産しろ」などと信じられないような心無い言葉がぶつけられており、本人は「自分自身を恥じて欲しい。私たちはこんなことを言われる筋合いはないわ」と力強く反応していた。
その後、アーセナル側が第三者機関と容疑者の特定に動いていることが伝えられていたが、現地警察も動き始めたという。『The Athletic』の取材に対し、ハートフォードシャー警察は「1月12日にハートフォードシャー住民に対して悪意ある通信があったと報告を受けた。現在捜査中である」と連絡したようだ。なお、『Instagram』側はコミュニティガイドラインに違反したとして当該メッセージを削除している。
また、ミケル・アルテタ監督は14日の会見で「我々はもう何か対策を講じなければいけない段階だ。それを受け入れて隠蔽することは恐ろしい結果を招く。これはフットボール界から根絶しなければならないよ」と明確なメッセージを送っている。




