レヴァークーゼンは、アーセナルからグラニト・ジャカを獲得したことを発表した。
2016年夏にボルシア・メンヒェングラートバッハからアーセナルに加入したジャカ。7シーズンの間在籍した同選手は、主将に抜擢されるも、剥奪されたりといった問題もあった中、昨シーズンはプレミアリーグ優勝に限りなく近づいた若いチームをベテランとしてまとめたりと公式戦47試合でプレーし、9ゴールを記録する活躍を残した。
しかし、ジャカの現行契約が1年を残す中、今夏の移籍市場で新天地を求める可能性が浮上。7年前までプレーしていたドイツに戻ることが予想される中、6日にレヴァークーゼンに加入することが決まった。なお、移籍金は2500万ユーロ(約39億円)に上り、双方は2028年夏までの5年契約を結んでいる。
30歳のベテランMFを獲得したレヴァークーゼンのスポーティングディレクターを務めるジモン・ロルフェス氏は、ジャカについて「私たちは確かなトップ選手を連れてくることができた。彼のピッチ上での能力はよく知られている。しかし、それ以上に素晴らしいメンタリティと人間性により彼のようにチームをけん引できる選手はわずかしかいない」と期待を寄せる。
新天地の決まったジャカは「リーグのことをわかっているし、ロンドンにいたときから試合を見ていた。バイヤー04は素晴らしい歴史と野心的な目標を持つクラブだ。それに、このクラブには大きな将来があると考えている。首脳陣との話し合いはモチベーションが高まるものだった。みんなが野心的で成功を望んでいる。僕はこれからの数年間をとても楽しみにしている」とコメントした。




