arsenal240424Getty Images

アーセナル、ハヴァーツ&ホワイトの2ゴールなどでチェルシーを5発粉砕!冨安健洋は72分までプレー

現地時間23日、イングランド・プレミアリーグは第29節の延期分が行われ、冨安健洋の所属するアーセナルはホームのエミレーツ・スタジアムにチェルシーを迎えた。

マンチェスター・シティより試合数が多いとはいえ、リヴァプールと勝点で並んで暫定首位に立っているアーセナル。少しでも差を広げてプレッシャーをかけたい中で迎えたビッグロンドンダービーで、冨安は左サイドバックとして先発復帰を果たした。

シティに惜敗してFAカップを敗退したばかりのチェルシーは、攻撃の要であるパーマーを欠くものの、ムドリク、バディアシルが先発し、右サイドバックのギルクリストはプレミア初先発。来季のチャンピオンズリーグ出場権も厳しい順位ではあるが、少しでも上の順位で終えるべくダービーに臨んだ。

以下に続く

すると開始わずか4分、試合が動く。ライスがドリブルでエリア内まで運ぶと、左で受けたトロサールがやや角度のない位置から左足で決めてアーセナルが先制する。チェルシーとしては初先発のギルクリストのところを早々に突かれた格好となった。

その後もボールを保持して攻勢に試合を進めるアーセナルに対し、カウンターを狙うチェルシーは23分、左サイドをドリブルで持ち上がったニコラス・ジャクソンがそのままエリア内に侵入。折り返したボールがDFに当たって左のポストを直撃した。

30分には、右サイドで仕掛けたマドゥエケがスピードで冨安を振り切り折り返すと、ファーサイドでフリーとなっていたククレジャがシュートもホワイトがブロック。単発ではあるが、アーセナルゴールを脅かす形は作れていた。

アーセナルが1点をリードして迎えた後半も、チェルシーは我慢の時間帯が続く。迎えた51分、ウーデゴールのスルーパスに抜け出したハヴァーツの決定機はGKペトロヴィッチが防いだものの、この左CKのこぼれ球をライスが押し込むと、再びこぼれたボールを最後はホワイトが押し込み、攻勢のアーセナルがようやく追加点を挙げた。

さらに57分、自陣左サイドでボールを受けたウーデゴールが前線で待つハヴァーツにパスを通す。エリア内で受けたハヴァーツが体を寄せてきたククレジャをブロックしながら左足でGKペトロヴィッチを破り、アーセナルが決定的な3点目を挙げた。

アーセナルの勢いは止まらず、65分にはサカのパスをゴール前で受けたハヴァーツが冷静にDFとDFの間にシュートコースを見つけて左足でゴール右へと流し込み、4-0とリードを広げる。

チェルシーはチャロバー、スターリングを投入したものの、こうなっては焼け石に水。70分には、ウーデゴールの浮き球パスに抜け出したホワイトがエリア内右からダイレクトで折り返す。ゴール前にはハヴァーツやトロサールがフリーで待っていたが、このボールがそのままゴール左へと吸い込まれ、5点目が決まった。

勝利を確信したアーセナルはハヴァーツ、トロサール、トーマス、冨安を下げてジェズス、マルティネッリ、ジョルジーニョ、ジンチェンコを投入。次戦のノースロンドンダービーに向けて温存する余裕を見せる。

意地を見せたいチェルシーだが、最後まで流れを渡さなかったアーセナルがアディショナルタイムの7分間もきっちりとクリーンシートに抑え、ホームで5-0と快勝した。

■試合結果

アーセナル 5-0 チェルシー

■得点者

アーセナル:トロサール(4分)、ホワイト(51分、70分)、ハヴァーツ(57分、65分)

広告