アーセナルがターゲットとするベンヤミン・シェシュコの移籍金は、7000万ポンド(約137億円)近くになりそうだ。イギリス『スカイスポーツ』が伝えている。
3年連続でプレミアリーグ2位に終わり、今シーズンも21年ぶりのリーグ優勝には手の届かなかったアーセナル。国内カップ戦やチャンピオンズリーグでも敗退して無冠のシーズンとなったクラブは、今夏の移籍市場で積極的な補強に出ることが予想されている。
中でも、アーセナルがメインターゲットの1つにしているのがストライカー。スポルティングCPのヴィクトル・ギェケレシュらとともに候補の1人になっているのがRBライプツィヒのシェシュコだ。
今シーズンの公式戦で22ゴールを決めたシェシュコに対してアーセナルは長期的に関心を寄せてきた。昨夏にも興味を持っていたが、同選手は残留を選択。さらに、今冬の移籍市場でも獲得に動いたが、RBライプツィヒとの間に今夏まで在籍するという“紳士協定”があり、移籍は実現せず。それでも、ドイツのクラブは来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を逃した今夏に同選手の移籍を認める考えがあるようだ。
そんな中、ドイツ『スカイ』が報じたところによると、アーセナルの新スポーティングディレクターであるアンドレア・ベルタ氏がロンドンでRBライプツィヒのスポーティングディレクターであるマルセル・シャフェル氏と秘密裏に話し合いの場を設けた模様。その場で6900万ポンド(約134億円)とされる契約解除金の支払い期間などについて協議したと伝えられている。
なお、当のシェシュコはチャンピオンズリーグに出場し、国内リーグのタイトルに挑戦できるクラブへの移籍を望むと考えられている。




