パリ・サンジェルマン(PSG)戦に敗れたアーセナルについて、『The Athletic』が分析している。
29日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグで、PSGと対戦したアーセナル。本拠地エミレーツ・スタジアムでの大一番となったが、開始4分にウスマン・デンベレのゴールを許していきなり追いかける展開に。その後もチャンスを活かせず、0-1で敗れている。
これで7日に敵地で行われるセカンドレグでは、勝利が必須となったアーセナル。『The Athletic』のスチュアート・ジェームズ記者は、「アーセナルはどうなるのか?」と題して以下のように指摘した。
「答えは単純明快。PSGがアンフィールドで見せたようなパフォーマンスが必要だ。そして、これはアーセナルにとって不可能ではない。前回ラウンドでは王者レアル・マドリーを5-1で撃破したのだから」
「だが、彼らはエミレーツ・スタジアムでの最初の30分間より遥かに強い信念を持ってプレーしなければならない。そしてアイデアが枯渇し、タッチライン際でフラストレーションを抑えられなかったミケル・アルテタも、攻撃において長い間欠けていた創造性と想像力を発揮しなければならないはずだ。確かにジャンルイジ・ドンナルンマが素晴らしいセーブを見せていたが、アーセナルは規律ある守備を前に突破口を開くのに苦戦し続けている」
そのうえで「だが、試合はまだ終わっていない。もしブラッドリー・バルコラやゴンサロ・ラモスがチャンスを逃さなければ、終わっていたかもしれない状況だった。とはいえ、それは今のアーセナルに何の慰めにもならないだろう」と締めくくっている。




